太陽と月のテイスティング ページ5
はやく、いってきて。みんながまっているから。
きっと、かえってきてね。
キミはそう言った。
でも、それは君の野望をかなえるための偽りの言葉…
ねぇ、どこまでが本当なの?どこからが嘘なの…?
「ノヴァ!」
「READY…>アナタノねがいヲひとつダケカナエテサシアゲマス」
「じゃあ、ポップスターをボクの物にしてほしいのサ!」
キミは僕を押しのけてそういった。
あぁ、信じてたのに…
「どうして?ずっとボクをだましてたの!?」
「…そうだけど?」
「信じてたのに…」
「そんなの、信じて騙される方が馬鹿なのサ!」
「なっ…!何ソレ…ボクたち友だちでしょ!?」
少しキミはうつむいた。しかしそのまま顔を上げる。
「友達か…友達っていうのは人の願いをかなえてくれるんでしょ?」
「うッ…」
「だからボクの願いもかなえてくれるよね?カービィ」
「…それって友達なの?」
「 ? そうだよ?」
「…ちがう」
ボクは言う。自分でも声が震えているのが解る。
「そんなの友達じゃない!」
ごめん。ごめんね。
ひどかったよね。
だから、こたえて。
ボクの問いかけに。
答えてよ、マルク…
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マジカルビーム
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作者名:トウキビ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/asdfgh/
作成日時:2017年10月15日 17時