赤と黒(ワケあり生徒会！) (ページ7) - 小説

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七話ページ7

「吉良くーん！」

「キャーーー！！」

女の子の黄色い声に混じって、

「なんであの女吉良くんと手繋いでるの？」

「調子のってんじゃねーよ」

汚い言葉が耳に入ってくる。どうでもいいけど。

しばらく歩くと、急に誰一人いない廊下に出た。

「どうしてこの辺には人が全然いないの？」

「ここは僕らのトコだからだよー」

どういう意味、、？

そのまま特に何か話すわけでもなくもくもくと歩いていくと目の前には茶色くて大きな両開きのドア。

プレートには生徒会室の文字。

ガチャ

吉良優斗はそのドアを遠慮なく開けた。

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作者名：あこのん | 作成日時：2017年3月5日 21時