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さて、人数も増えたことだし、どうしようか。
外交でもしてみようかな。
そう思っていたら、Y国というところから外交の要望が。
条件は…総統含め幹部全員か。
イッキに捉えるつもりだな。
ま、あの増えた人たちにここを任せればいいか。
yk「なぁ、みんな？外交、行かないか？Y国ってとこから外交のお願いが来た。」
fy「条件は全員だったな。」
dr「あの国かぁ。あそこ化学強いんだよなぁ。実験台にされるかもよ。」
yk「あぁ。まぁ、そうだろうな。ま、俺ら多分潰せるからいいかなとは思ってる。」
sk「そうだなぁ。早めに俺たちの強さ、見せといた方がいいような気がするな。」
yk「まぁ、俺らがいない間は、ユキヤを中心にここ守って貰うつもりだから別に負けはしないし、俺らが外交中に襲われても、本能で殺れるからな。」
fyk「俺は賛成。それは俺らの狩りの合図って事で、ボコればいいから。」
yk「他は？」
他「OK」
そんな話をして、一週間後。
外交の日。
俺らは、車なんていうものは持っていないので、自分たちの足で行く。
ダルは顔を出して、タナイの背中に乗っていた。
言ってなかったが、元々あいつらはペアということもあり、とても様になっている。
ものの数十分でY国についた。
客間に着いて、お茶を出された時、サンが異常な匂いを察知したらしく、俺たちは、一口も飲まなかった。
シクとダルを中心に話をしていたが、後ろに麻酔銃を持った男が居るんだわとりあえずスルーした。
外交の内容は…まぁ、酷い物だよな。
俺たちの身体について調べる代わりに、お前たちの褒美に餌をやろうという物。
バカじゃねぇのか？
まぁ、まず無理だよな。
却下したら、強制的に眠らそうと麻酔銃らしき物を持った兵士が入ってきた。
dr「ユキ、こいつらを殺る許可を」
yk「あぁ。いいぞ。この部屋に入ってきた者をやる。」
全員が動き、続々と入ってきていたはずの兵は、やられた。
あの外交相手は、俺が気絶させたぜ。
これで止める奴は居ない…と思うか？
あそこに総統が居なかった。
つまり総統室でこちらを見ている。
あの外交官の持っていた通信機を手に取り、
yk「Y国に継ぐ。お前らは俺らには敵わない。なんなら俺達でこの国を滅ぼすぐらいの力はある。俺らの要求は、俺達に二度と攻撃しないこと。それを呑むのなら、この状態をやめさせろ。」
と言った数秒後、止まった。
yk「終わりだ帰るぞ。ありがとな、総統さん。」
睨んでそう言って帰った。
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作者名：雪熊 | 作成日時：2020年5月24日 21時
