嫌われたって、泣かないもん　―ヘタリア― (ページ11)

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赤い目とギルベルトページ11

ギル「初めて見る顔だな！俺様は、ギルベルト・バイルシュミットだ！！お前は？」
『桜木、Aだ…』

私は、ギルベルトの顔を見つめた…
白ｇ(( 綺麗な銀髪に赤い目…

ギル「お～お前も赤い目だな～！俺様と一緒だぜ！！(ニカッ！」
『ギルベルトは…自分の目が好きなのか？』

ギル「俺は、好きだぜ！！俺様の銀髪に似合うカッコイイ赤い目だからな！！」

私は、びっくりした…
ギルベルトも同じ赤い目…なのに、自分の目が好き…

私ハ、コンナ目ガ大嫌イナノニ…

『なぜだ！なんでだよ！！私は、こんな目大嫌いだ！！
この目のせいで…この目のせいで！！
苦しいんだよ！！きついんだよ！！

神様は、私のことが嫌いなんだよ！！』

アーサー「A！！」

アーサーは、私の名前を呼んで私を包んだ

アーサー「A…落ち着け…落ち着け…大丈夫だ…俺が、Aのそばにいるぞ…」

アーサーは、耳元で囁いた
いつもより落ち着いた、いつもより少し低い声で…

ギル「俺さ…お前の目、良いと思うぜ？
綺麗でかっこよくて…夕焼けみたいな色だ！！
そんな目、レアだと思うぜ？神様に感謝しろよ」

『フッ…夕焼けの色の目は、ギルだろ？
私の目は…

血で染まった色だ…

私は、お前を気に入った…友達になってくれるか？』

私は、ギルにそう言った…
ギルの答えは…

ギル「もちろんだろ！俺のことは、ギルで良いぞ！」
『よろしくな、ギル！』

ギルと私は握手をした。

フェリ「そろそろ、ご飯食べようよ～！」
菊「そうですね…爺もお腹すきました」
アーサー「そうだな！」
ギル「俺のは、ヴェスト製だぜ！！」
フェリ「今日もルートが作ったんだｗｗ」

ヴェスト？誰だそいつ？

『ギル、ヴェストって誰だ？』
ギル「あぁ、ルートヴィッヒって言う俺の弟だ！」

ルートヴィッヒ…聞いたことあるな…

あぁ、クラスにいたムキムキか…
残念だな、ルートヴィッヒ。貴様の兄は、私の友達になったぞ。

フェリ「ヴェ～…ルートもAちゃんの方にいてくれれば楽しいのに…」
菊「そうですね…」
ギル「え？何が起こってるのか俺には分からない…」
アーサー「あいつは、周りが見えなくなるタイプだからな」

ギル「一人楽しすぎるぜ～！」
『ギル、説明してやる』