Episode３７ ページ47
〜ユウside〜
思わず間抜けな声が出てしまった。
ラギー「何スか、そのヘンな顔……。むしろ何だと思ったんスか？」
ユウ「い、いえ……。てっきりAくんと何かあったのかと……」
ラギー「何かって？」
ユウ「いや……！な、なんでもないです」
傷のことか、性別のことでいつかは来るんじゃないかって思っていたけれど。
俺の思い過ごしか……？
ユウ「あの、貸すってどういうことですか？Aくん、お昼休みにレオナ先輩に呼び出されてて……ここ最近、毎日通っているはずなんですけど」
ラギー「Aくんがいてくれたら、少しだけどレオナさんの機嫌がいいんスよ！お世話係のサポートだと思って、力を貸してほしいんッスよ」
ユウ「あのラギー先輩が……？」
どう考えてもおかしくないか？
レオナ先輩の機嫌がどうとか、そんなことはお構いなしに世話役を続けてきているのに。
急に人手が欲しいなんて……。
何か……探りを入れようとしているんじゃ……。
ラギー「ユウくんはオレのこと何だと思ってるんスかー？……ほら、このテストの点数見てくださいよ。毎日レオナさんの面倒見つつ、置いて行かれないように勉強しても下がっちゃって」
ユウ「つまり、勉強時間を少し増やせるように……お世話係を求めてるってことです？」
ラギー「平たく言うとそうッス。ジャックくんは真面目だし、他の寮生じゃビビって仕事にならないッスから」
ユウ「じゃあ、その役……俺とグリムが引き受けます」
グリム「ふなっ？！」
ラギー「仕事量多いんで、人数も集まればこっちは助かるッスけど……」
ユウ「Aくんに負担がない仕事なら構わないですけど……。レオナ先輩の相手や雑用を報酬ナシで押し付けるのなら、俺が代わります」
ラギー「押し付けるなんて人聞きが悪いッスねぇ、報酬ならちゃーんと用意してるッスよ」
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きら(プロフ) - ユリさん» コメントありがとうございます！トレイ先輩なら、こう思ってくれるかなぁと想像したシーンなので…そう言ってもらえて嬉しいです(´▽｀*) (2020年8月27日 20時) (
レス) id: 41d7943f4d (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - めちゃくちゃ良い話ですね…トレイ視点はずっとニヤニヤしてましたw (2020年8月26日 11時) (レス) id: 0ccaf131b5 (このIDを非表示/違反報告)
きら(プロフ) - harusaaaaaaanさん» コメ返遅くなってしまってすみません！コメントありがとうございました(*^▽^*)そう言って頂けてすごく嬉しいです…！これからも頑張ります！！(｀・ω・´) (2020年8月17日 0時) (レス) id: 41d7943f4d (このIDを非表示/違反報告)
きら(プロフ) - ゆきなさん» コメ返遅くなってしまってすみません！コメントありがとうございました(*´▽｀*)続編突入いたしましたので、よかったらお読みくださいませ！ (2020年8月17日 0時) (レス) id: 41d7943f4d (このIDを非表示/違反報告)
harusaaaaaaan(プロフ) - 貴方の作品すっごく大好きです、！応援してます、！！！！！ (2020年7月27日 1時) (レス) id: 0399b7e10d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きら | 作成日時：2020年7月9日 21時
