セクシー兄貴がちびっこになった件について。

34っ！ ページ35

北山side



そういえば、太輔は無口な方だったと言ってたなと思い出す



上手く気持ちを伝えられない子供だった、って言ってたなぁ



でもそれが今じゃこんなにも甘えられるようになってる



ちらりと下に目線を送るとばっちり目が合って、ん？って微笑んでまたカレーを口へ運んだ



俺はちゃんとたいに愛を返せているかな



たいの顔を見るととろりととけていて安心する



大丈夫、たいもちゃんと俺が好きで、ちゃんと愛を返せている



けど、それとともに不安になるんだ



大人に戻らなかったらどうしようって



可愛い子供の太輔も好きだけど、幸せな程心配になってしまうんだ



大人に戻ったら夢を追えることの幸せをまた7人で噛み締めよう



そんな気持ちを込めてふわりと頭を撫でる



藤｢ひりょ？｣



北｢ん？｣



くいくいっと襟元を引っ張られて顔を近付ける



藤｢だいすき｣



しーっと唇に人差し指を当てて悪戯に笑うたいが愛おしくて仕方ない



北｢もう、なんだよ可愛いなぁ！！｣



うりゃうりゃと体を左右に揺らすとまたふわりと笑う



玉｢それあとで送れ｣



宮｢らじゃ！｣



横｢もう食べ終えた奴らは早く片付けろ！｣



あぁ、また恥ずかしいところを撮られちゃったよ



俺の顔は熱をもったままずっと治ることを知らなくて



散々二階堂にいじられた後、たいを抱きしめて眠りについた

さん…じゅう…ごっ…泣→←さんじゅーさーん

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