.*.意義素.*. (ページ18)

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side)Kwmr

k「うぅ…」

久しぶりにぐっすり寝れた気がする｡
体も熱くないし,密かに感じていた怠さも無い｡

目を開けると枕元でふくらが寝落ちしていて、彼も忙しくて疲れてただろうに僕の看病をしてくれたんだな｡と嬉しいような申し訳ないような気持ちになる。

ほぼ初めて見たであろう寝顔に目を奪われた｡
あぁすごく綺麗だ｡何だか可愛らしい。
そして相変わらず優しい顔をしている｡

ふくらの寝顔を見ながら"睡眠"というところで
ふと考える｡

僕は彼の前で2回寝て、彼も僕の前で寝て｡
互いにことある事に寝ている気がする。

まぁ

Don’t give up on your dreams. Keep sleeping.(夢をあきらめるな。眠り続けるんだ)

なんて言葉もあるし,寝ることは大切だろ｡うん｡

夢。僕にとってふくらに想いを伝えることも、
1つの夢なのかもしれない｡

僕はふくらに告白をした｡それは確実だ｡
前あった問題とは比べ物にならないくらいの
大きな失敗をしてしまった。
それこそ彼が僕から離れていくのではないか｡

K「嫌われてもどんなに引かれても僕は絶対に
後悔しないぞ｡」

声に出して意思表明｡ここまで来てしまったら,
もう引き下がることはできない｡
不安でしかないがふくらが起きたらもう一度、玉砕覚悟で想いを伝えてみようと決意した｡