計画13 ページ18
昼休みになると、私はあんずに呼び出された
『それで、何の用かな?あんずちゃん』
早く終わらせたくてイライラしてた私は、少し強めに言う
私の問いに返事はなかった
『早くして欲しいんだけど。昼休み終わっちゃうよ。』
あんずは何も言わないどころが、言おうとする素振りすらもなかった。
用がないなら、私戻るよ、と言おうとした瞬間、あんずのポケットから、カッターを出す
するとチキチキと音を鳴らせながら刃を半分くらいまで出した
私は戸惑った。
もしかすると、それで私を傷つけるのではないかと思ったからだ。
つぎの瞬間、私の予想を超える出来事が起こった
*****
スバルside
「キャーーー!!!」
突然、高い悲鳴が聞こえた
2人目のプロデューサーとして転校してきた、あの月組Aに何かされたのかなっ??
俺はあんずが心配になって、急いで悲鳴の元に行った。
すると、目の前に映った光景は、あんずの腕にカッターが刺さっていて、血がドロドロと出ていた
そして、Aが、そんなあんずを見ながら、突っ立っていた
スバル「どうしたの、あんず!!」
俺はAを睨みつけながらあんずに駆け寄った。
あんずは泣きながら俺の胸に顔を埋めるようにして抱きついてきた
やっぱり、Aに何かされたんだ。
あんず「Aちゃんがっ、私が邪魔者だからって、いきなりカッターを出して襲ってきたのっ………!!」
『私は、そんなことやってない!』
あんずの言ったことに、焦るようにAは否定した
スバル「嘘だ!なら、なんであんずの腕にカッターが刺さってるの?!これが出来るのは、お前しかいないんだよ!?」
『だから私はやってないって言ってるじゃん!!!あんずちゃんは嘘をついてるの!あんずちゃんがカッターを腕に刺したの!自分で!』
スバル「あんずがそんなことすると思ってるの?!そんなバレバレな嘘をついて罪を大きくするなら、正直に認めなよ!」
あんず「もういいよスバルくん……私は、大丈夫だから」
苦笑いをしながら、あんずはそう言った。
スバル「大丈夫じゃないよ!あんずは、大事なプロデューサーなんだから!とりあえず、保健室に行こ!」
俺はあんずを背負って、保健室に走っていった。
とりあえず、このことを佐賀美ちゃんに言わないと……
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ひよりたん(プロフ) - 夢主ちゃん頑張って!あと更新待ってます! (2021年8月19日 10時) (レス) id: 5b72c3e53e (このIDを非表示/違反報告)
キランゆっくりん★(プロフ) - 恋乃さん» ありがとうございます!頑張りますね (2020年12月15日 6時) (レス) id: 6a64826c27 (このIDを非表示/違反報告)
恋乃 - 続きが気になります頑張ってください応援してます。 (2020年12月8日 15時) (レス) id: 39b0ab1df5 (このIDを非表示/違反報告)
キランゆっくりん★(プロフ) - まやさん» ありがとうございます! (2020年4月26日 0時) (レス) id: 6a64826c27 (このIDを非表示/違反報告)
まや - 分かりました!更新頑張って下さい! (2020年4月23日 21時) (レス) id: d480575806 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:キランゆっくりん★ | 作成日時:2018年11月18日 14時