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「お待たせしました」
な、何なのこの女の人達!?
前触れもなく現れた、チェルベッロ機関と名乗る二人組を前に戸惑うツナ。
彼女達の話によると、今回のリング争奪戦の審判をつとめるらしいけど……
「待て、異議ありだ。チェルベッロ機関など聞いたことないぞ、そんな連中にジャッジをまかせられるか。審判なら間に合っている」
「異議は認められません。我々は九代目に仕えているのであり、あなたの力の及ぶ存在ではない」
「なに……」
父さん……。
「ん〜、私もちょっと異議アリなんだけどな、ソレ」
そうだよね、やっぱりあの人達ちょっと怪しいっていうか……
え？
「っていうか、ノーノがこんな戦い方させるワケないと思うけど」
「Aちゃん!! い、いつから!?」
声がした後ろをふりむくと、立ち並ぶ家々の屋根の上に、Aちゃんが立っていた。
……何で両手いっぱいに紙袋を抱えてるんだ？
「え、さっき来たばっかりだけど」
キョトンと首を傾げるAちゃん。
「お言葉ですがA様、我々は九代目によって使わされた者です。いくら貴女様でも、九代目の決定を覆すことはできません」
「ここに、九代目からの手紙もあります」
さっきオレ達にも見せたものと同じ手紙をとりだすチェルベッロ。
Aちゃんはその手紙についた死炎印をじっと見つめる。
「確かに本物みたいだけど……」
「A様の確認も取れました。これより、今回のリング争奪戦のルールを説明いたします」
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cloud(プロフ) - hit2,695、お気に入り登録20人、評価18票ありがとうございます！ 更新相変わらず遅いですが、頑張ります。 (2015年10月7日 22時) (
レス) id: 3214cbcc4f (このIDを非表示/違反報告)
cloud(プロフ) - 文化祭準備忙しくて、ぜんぜん更新出来なかった…… (2015年9月5日 23時) (レス) id: f465faa1ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cloud | 作成日時：2015年6月28日 1時
