【ダンキラ】キラキラハート【原作沿い】

キラキラ！その18 ページ49

「って、ええー！？」
「んなっ！」

ソラくん何言ってるんですかーー！？？
思わずお2人もあんぐり…
やっとの事でゴールド生の座をさっき勝ちとったのに！
いや、ある意味分かってたことかもしれないですけど！

「いやあ、朝日君が僕の予想通り好戦的な性格で助かったよ」

固まっていた私の隣で、くつくつと影宮先輩が笑っています。

「Aさん、彼らと仲が良さそうなところ悪いけど…今回のダンキラでは、僕たちエトワールを指導してくれないかな？」
「え？私が、ですか…？」
「そうだよ？君とは早めに組んでみたかったんだ。
…よろしくね？」

今日の私の運勢は一体どうしちゃったんでしょうか〜？
ぶっ壊れすぎです☆

三文の徳ではなく、三千文の徳くらいはありそうです。
いや、もっとですね！キラキラ☆

「こんなに早くAくんとダンキラできるとは！運命の女神は俺を愛しすぎているな！」

ほんとう、運命の女神さまは紫藤先輩を愛しすぎです。
まさかエトワールの指導を私がするなんて〜
昨日の私が聞いたら、絶対超、超、びっくりしちゃいますよ！！

「それじゃあ、ワークスはランダムでいこうか」

そして、選ばれたのは…

「おおっ！これは『祝宴』！あの死闘の日、マイ・エンジェルと初めて組んだ思い出のダンスとは…まさに運・命！天も俺たちに味方をしたようだ！」

なんと、奇しくもエトワールにとって思い入れ深い曲です〜！
運命の女神さまはとってもいたずら屋さんです♪
ある意味気が利いてるんでしょうか。

「くくっ…まあ、仕方ないかな。運も実力のうちってことで」
「『祝宴』は、伝統とエレガンスを重んじるエトワールにぴったりのワークスさ！俺たちの実力を最大限に引き出す、このワークスで…エトワールの真の実力！存分に味わってくれたまえ！」

まさか1日の間に、2度もコーチングをする機会に恵まれるなんて〜早起きは三文の徳、もとい早起きは三千文の徳、すごいです！

まさに売り言葉に買い言葉な展開ですが、ダンキラをやる以上手は抜きません！
全身全霊！メラメラ〜！

「ふん、メリーパニック…ジ・エンドへの幕開けだ」

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