医者にぃとちび。5 (ページ21)

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雅紀は抱いていた潤を智に預け、しぶしぶ和也の前のイスに座った。

雅「もぉ･･･かずのばかぁ･･･涙」

和「いい大人が何言ってんですか；ほら、まーくん？モシモシするよ～笑」

雅「バカにしないでっ！」

和「はい、異常なし！あーんして？」

雅「あー･･･」

和「はい、いいよ。ほら、雅にぃも頑張ってモシモシしたろ？潤もできるよな？」

潤「んぅ･･･」

智「まだだめ？じゃあ、さともモシモシしてもらおっと♪」

潤「さとちもするの？」

智「うん。お風邪コンコンやだからね～。」

智は潤を方膝にのっけてベッドに腰かけると、和也に目で合図を送った。

和「ん、じゃあ大きく息吸って～？」

潤は間近で智が診察される様子を凝視している。

和「潤もモシモシしとこっか。ほら、息止めないで？」

流れるように智から潤に移行した和也によって、潤は訳がわからないまま聴診されてしまった。

和「ほら、モシモシできた。えらいなぁ撫。あーんもできるかなぁ？」

潤「ｲﾔｲﾔ･･･っ」

和「じゃあ智にぃ、あーん。」

智「あー！」

和「ん、異常なし！潤のお喉はどうかなぁ？」

智「あーしてみ？」

潤「やぁ～･･･涙」

和「智にぃみたいなおっきいお口だったらぺったんしないよ？」

潤「っ･･････」

智「ほら、あ～んって。」

潤「あー涙」

和「えらいえらい！大きくあーんできるじゃん！撫」

潤「うぅ～･･･」

和「さぁ、３人とも異常がないとわかったところで、本題に入りますか。」