柱の少女の物語３〈鬼滅の刃〉

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「結構森の中なんですが、、、どこにあるんでしょうね？」

「きっともう少し歩いたらあるよ」

そんな何でもない話をしながら例のカラクリを探していたら。


「どっかいけよ！！何があっても鍵は渡さない！！使い方も絶対教えねぇからな！！！」

小鉄くんとの口喧嘩がおっぱじまっていた。

「！ 月神さん、あれは！？」

「あー、無一郎だね。なんか喧嘩してるじゃん」

無一郎が小鉄くんをバシーンぶっ叩いた所で体が動き出した炭治郎の5、6歩ほど後ろをゆっくりとついて行った。

小鉄くんの胸ぐらを掴む無一郎の手を離そうとするが、炭治郎にはできない。

「、声がとてもうるさい、、、誰？君が手を離しなよ」

うわ容赦ないな、と生で見て思っちゃうくらいに普通に鳩尾喰らわせてる。

「君、すごく弱いね。、ん？その箱変な感じがする。鬼の気配かな、何が入っているの？それ、」

「私の可愛い禰豆子ちゃんだよ」

「、きらり？なんでここにいるの？」

「理由はなんでもいいでしょ。見てたよ私。あれはダメでしょ、なんであんなことしたの？」

「、、コイツが、中々鍵を渡さないから、」

無一郎は私に弱い。ので目に見えてシュンとし出す。

「だ、誰にも鍵は渡さない。拷問されたって絶対に、あれはもう次で壊れる！」

震えながら小鉄くんが喋り出すと、火がついたようにまた無一郎がいじめ出す。

「拷問の訓練受けてるの？大人だって殆ど耐えられないのに君は無理だよ、度を超えて頭が悪い子みたいだね。
壊れるから何？また作ったら？君がそうやってくだらないことをぐだぐだぐだぐだ言っている間に何人死ぬと思ってるわけ？
柱の時間と君たちの時間は全く価値が違う。少し考えればわかるよね？刀鍛冶は戦えない。人の命を救えない。武器を作るしか能がないから。
自分の立場を弁えて行動しなよ、赤ん坊じゃないんだから。
柱の邪魔をするっていうのはそういうことだよ。ねぇ、きらり？」

ノーコメントでいかせてもらおう。
まあね、わからなくもない。
山ほど仕事は溜まってるし、自分の鍛錬も怠ってはならないし。

ど正論ぶちかまして怯えきった小鉄くんから鍵を受け取ろうとする無一郎の手を思い切り叩いて炭治郎が言う。

「こう、なんかこう、すごく嫌！！なんだろう、配慮かなあ！？配慮が欠けていて残酷です！！」

よく言った。よく言ったぞ炭治郎

「あなたの言っている事は概ね正しいんだろうけど、間違ってないんだろうけど、剣士と刀鍛冶はお互いがお互いを必要としています！戦っているのはどちらも同じです！俺たちはそれぞれの場所で日々戦っていて、」

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