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一週間とは早いもので
それからあっという間に時間が経って、
とうとう私が船を降りるときが来てしまった
ブルーカラット島の船着場からはもう、大きな会場が嫌でも視界に飛び込んでくる
シャチ「うっうっ……Aちゃん……」
ペンギン「元気でな、Aちゃん」
ペンギンさんは大きな優しい手で頭を撫でてくれる
イッカク「うぅ〜…、やっと、やっと女の子が増えたと思ったのに…！寂しいよ……！」
ポロポロ溢れる涙を指で掬ってあげると、イッカクさんは泣き腫らした目で少しだけ微笑んでくれた
ベポ「Aちゃん〜〜〜〜！！」
A「ベポッ！！！」
堪えきれなくて、私はそのもふもふした大きな体に飛びつく
A「ありがとう、本当にありがとね。」
シャチ「……あっ！お前だけずりぃぞ！」
ウニ「そうだそうだ！」
ブーブーとブーイングを起こすみんなに苦笑いしつつ、
私はひとりひとりに感謝を伝えながら順番に抱きしめた。
イッカクさんは見た目よりもずっと華奢で
シャチさんは体に触れないように腕をまわすの
ペンギンさんはぎゅっと力強くて
ローさんは……片手だけ、背中に回してくれた
他のみんなにも同じように抱きしめるんだけど
やっぱり、人によって癖があって少しだけ笑っちゃった
A「本当に本っっ当にありがとうございました！私、ハートの海賊団のみんなと船で過ごせて本当によかった！すごく楽しかった！この恩は絶対忘れません！」
そう言って微笑むと、かえって皆泣き出しそうに顔を歪めた
ロー「もう、行くのか。」
A「……はい！でも、3日だけ……待っていて欲しいんです。ライブが終わったら伝えたいことがあります。駄目ですか？」
バツが悪そうにそう聞くと、みんな笑顔で頷いてくれた
ロー「フッ……ああ、わかった。じゃあ3日後に」
A「ッありがとうございます！では行ってきます！」
そうして笑顔で手を振って、
私はポーラータング号を降りた
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林檎(プロフ) - ちもさん» 教えて頂きありがとうございます！どうやらバックアップしたら毎回ついてしまう様なので気をつけますね！ (2022年9月30日 13時) (
レス) id: a1b1016848 (このIDを非表示/違反報告)
ちも - オ/リ/フ/ラ立ってますよ。 (2022年9月30日 7時) (レス) id: 5817bb68d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林檎 | 作成日時：2022年9月19日 21時
