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ロー「グダグダと喋っている時間は無いぞ。囲まれてる。俺たちは巻き込まれるどころか……完全に共犯者扱いだ」
そう言った彼はニヤリと不敵な笑みを浮かべた
こんなに沢山男の人がいるのに
ただ彼の姿だけがきらきらと眩しくて。
それはまるで、私の中の悪魔の実が"彼だ"と全身で告げているみたいで
思わずぱちぱちと瞬きを繰り返す
キッド「俺達もまだ大将とぶつかるのだけはゴメンだ…。
もののついでにお前ら助けてやるよ！表の掃除はしといてやるから安心しろ」
真っ赤な髪の一番イカつい人が、ひらひらと手を振りながら出口に向かう
ルフィ「あんだとっ！？！？」
ロー「＿＿＿＿おい、ベポ。その水色髪の女を連れて先に船に戻っていろ。」
ベポ「アイアイ！」
途端、クラっと目眩がして足元がよろけた
ベポ「わっ…危ないなあ」
そう言うとこのクマさんは軽々と私を持ち上げた
A「わぁっ……！？」
ベポ「キャプテン暴れる気だから、大人しく船に戻った方が安全だ。大丈夫、悪いようにはしないから。」
A「そ、そう…？」
私を抱えるクマさんの毛は思ったよりもちょっと固くて
ほんのりと香る獣臭が何だかペットを思い出させる
心地よい揺れのせいかここまでの疲労も相まってか、私は簡単に眠りに落ちてしまった
✩.*˚
A「ん、、、。」
ここは……？
私は真っ白なシーツの上で身体を起こした
わ、髪、ベタベタ……
これ私、お化粧も落としてないんじゃ、、？
ロー「ん、起きたか」
よくよく目を凝らしてみると、目の前には眼鏡をかけて
書物を読んでいる"彼"がいた
A「きゃあっ…！」
咄嗟にシーツを引っ張って顔を覆い隠すと、ガッシャーンと何かが音を立てて倒れた
ロー「ばか、動くな。」
何、これ？管……が私の腕に繋がってる？
ロー「熱中症だ。極限状態でアドレナリンが多量に分泌されて動けていたようだが、中々に重度のものだったんで船に運ばせてもらった。点滴を打ってある」
A「それはどうも…ありがとうございます」
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林檎(プロフ) - ちもさん» 教えて頂きありがとうございます！どうやらバックアップしたら毎回ついてしまう様なので気をつけますね！ (2022年9月30日 13時) (
レス) id: a1b1016848 (このIDを非表示/違反報告)
ちも - オ/リ/フ/ラ立ってますよ。 (2022年9月30日 7時) (レス) id: 5817bb68d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林檎 | 作成日時：2022年9月19日 21時
