私を嫌いになって……【銀魂】

朝の散歩 ページ15

着替えた私は、

部屋にあった紙に筆で

“散歩に行ってくる”

とだけ残して部屋を出た。
　

私の部屋の向かいの塀にジャンプし、

そこから降りて脱出成功!!!


脱出したはいいけど………



どこ行こう。←


ま、そこら辺ウロウロしよう。


なんて考えながら歩いていると

小さな商店街に差し掛かった。


いろんな店があるなぁ……

まだ人の少ない商店街を歩きながらそんなことを思っていると

目の前から男が歩いてきた。


男は笠を深く被り、黒い髪は男にしては長い方だ。


あれ？こいつって……


あ「ヅラ？」

桂「ん？その声はAか!？今までどこに行っていた！
みんな探していたのだぞ。」

あ「あんたは他の組織に探し回られてるけどね。」

桂「ふん、真選組なんぞに遅れは取らん。」

あ「ふーん。あ、私そろそろ帰らないと。じゃあね！ヅラ！」


帰り際、『ヅラじゃない、桂だ！』

とか聞こえてきたけど気のせいだろう。


屯所につくと………


まず怒られた。←


土「テメェ勝手に外に出るな！
お前をここに置いていることはまだ俺達以外知らねぇんだ！
変な噂がたつかもしれねぇだろ！」


あ「なら皆にも言えばいいじゃん。」


沖「そうでさァ。その方が確実に楽なはずでィ。」


土「………わかった。じゃあ今日の朝食に挨拶をしろ。」


渋々だったが了承してくれた。


あれ？じゃあ私はどういう役職に着くんだ？

新しい役職→←夜が明けて……

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