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母「こんな遅くまでバイト？」
「ちょっとお客さんが多くて、急に休んじゃったひともいたし」
帰る時間が遅くなってしまい、お母さんからの質問攻めをくらっている
母「あんまり無理しないようにね」
「シャワー浴びてくる」
母「お父さんが心配してたよ。」
「勉強のことでしょ。」
お父さんの話が出てくることにイラっとした
母「進路も決まってないのに何がバイトだって。」
「私も考えてる。」
母「私も心配なのよ。」
「ちゃんと考えてるから！」
母「亮介も頑張って勉強して大学に行ったのよ！」
「亮介兄ちゃんと私は違う！！」
思わず大声が出てしまった
お母さんも目に涙をためながらこっちを見てくる
”私の人生なの。””この先どうなるかわからない。。”
二つの心情が入り混じって気持ち悪くなった
自分の人生だから自分で決めたいのに、未来がどうなるかわからないから
どうしたらいいかわからない
”助けて。”
そんな言葉を口から出そうとしてやめた
私はそのままリビングを出た
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千「聞いたよー。キタミツとデートしたんだって？」
「デートじゃないです。」
千「青春じゃない。」
フーフー！！なんて言いながら千賀先生は茶化してきた
千賀先生は私が入院した後もこうやって遊んでくれていた
美容やファッションのことにも詳しかったから色々教えてもらったし
学校で女友達も少なかった私にとって
凄く話しやすい相手だった
今日も千賀先生が気になっていたというカフェに来ていた
千「で、チューしたの？」
「しました。」
千「えーーーーー！？」
「なわけないでしょ。」
千「キタミツそういうの下手そうだし。」
「千賀先生も同じこと言えないですけど。」
千「俺、上手いよ。」
「ほんとですか？」
千「してみる？」
「遠慮します。」
千「ですよねー。」
そんなことを言いながらチーズケーキを美味しそうに食べている
千「で、勝負服は？」
「勝負服も何もバイトの格好でそのまま行きましたよ。」
千「へっ！？」
「黒ズボンにパーカー。」
千「ありえない！」
「だって服なんかそんな持ってるわけじゃないし。」
千「そりゃ、キタミツも幻滅よ。」
「そうかな。」
千「ありえないわー。」
「ミツさん、フードかぶってて見てないですけどね。」
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あらしごと(プロフ) - 更新初期から見てます！灰になる前に大好きなのでこの世界観が素敵で読むのがとても楽しいです！この後の展開が気になります。楽しみにしてます！ (2021年7月8日 21時) (
レス) id: 82951e9e3a (このIDを非表示/違反報告)
ななこ(プロフ) - はじめまして！何気なく読み始めたら凄く続きが気になって面白くて一気に読み進めていました！！続き楽しみにしています♪ (2021年6月26日 20時) (レス) id: 7c3a6df9c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すみっこ | 作成日時：2021年6月6日 0時
