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「安心してください。そんなことしません。」
二「おう。わかったから帰れー。」
真面目に話していたのか話していなかったのかわからないけど
二階堂先生は追い出すように私を体育教官室から出した
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学校から出て帰ろうとすると一台のバイクが止まっていた
細い細い脚に丸眼鏡
「なんでいるんですか?」
横「Aが出てくるの待ってただけだけど?」
「頼んでないですけど。」
横「学生から冷たい目で見られる俺の気持ちも考えろ。」
「連絡してくれればよかったのに。」
横「連絡先知らねぇもん。」
「だって教えてないですもん。」
痛った。渉さんがヘルメットで私の頭を叩いた。
横「店来いよ。」
「誘拐?」
横「ミツがご飯食べないんだよ。」
なんでそんなこと私に言うんだろう
別に私が行かなかったからってなんでもないだろうに
「ミツさんがご飯食べないのと私がお店に行かないことは関係あるの?」
横「一緒に食べてあげて。」
「え?」
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今日はカレーを作ってみました。なんていいながら二人分用意されている
宮「高校三年生は忙しいのにごめんね。笑」
横「腹空きすぎて倒れてるかもしれないから早くいけ。」
久しぶりに階段を上ってミツさんの部屋に入る
緊張してうまくしゃべれないかもしれないけど
大丈夫かな
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コンコン
何も言わずに部屋に入ると
北「今日はカレーだ。」
ベットの上で座っているミツさんがいた
「今日はって?」
北「昨日はおにぎり。」
「食べてるの?」
北「食べないと。」
ミツさんはてくてくと私のほうに近づいてきた
北「Aも一緒なの?」
あれ、私の名前
ミツさんは何も言わずにカレーを食べ始めた
「体調は?」
北「食べてます。」
話しかけんなってことだろうか。笑
ベットの上で食べているミツさんのそばに行き床で食べた
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食べ終わったミツさんは砂嵐のテレビを見始めた
もうごちそうさまなのかなと思いお皿をもって部屋を出ようとした
北「外行きたい。」
その瞬間渉さんの言葉が思い浮かんだ
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あらしごと(プロフ) - 更新初期から見てます!灰になる前に大好きなのでこの世界観が素敵で読むのがとても楽しいです!この後の展開が気になります。楽しみにしてます! (2021年7月8日 21時) (レス) id: 82951e9e3a (このIDを非表示/違反報告)
ななこ(プロフ) - はじめまして!何気なく読み始めたら凄く続きが気になって面白くて一気に読み進めていました!!続き楽しみにしています♪ (2021年6月26日 20時) (レス) id: 7c3a6df9c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すみっこ | 作成日時:2021年6月6日 0時