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Aside
太「うふふ...実はもう決めてある。」
そう言って太宰さんは何か考え込む様な動作をし、得意気な顔をなる。
どうなるんだろうなァ、中島さん。
太宰さんがあんな顔していたから、何か企んでいるのは確実だ。中島さんが「はい、そうします。」とは言わない何かを。
太「うちの社員にする。」
ほら、やっぱりねェ。
宮「おお〜〜」
与「何それ...」
江「やっぱり馬鹿だな、太宰は。」
国「はあぁぁぁぁ?何の権限があって貴様はぁ!!」
太宰さんの言葉を聞いた武装探偵社の人達もそれぞれ、個性的な反応を返す。
其れを全く気にせず太宰さんは中島さんの方を向き、
太「起きろ少年!」
そう叫んだ。
そして中島さんはゆっくりと目を覚まし、起き上がる。
敦「.........あれ、僕は...。」
太「敦君。」
敦「?」
太「変身中の記憶は全く無しかい...。」
敦「何のことです?」
太「あ、でもまだ右手に残ってる。」
そう言って太宰さんは中島さんの右腕の方を指し、言われた中島さんは不思議そうに右腕を動かして、
敦「え、ええええぇーーー.........!!何何、何!何これこれ何なんだなんだなんだぁ!?」
と急に騒ぎ出した。
そんなに驚く事、なのか...?否、其れもそうか。"異能力"を自分が持っていて、其れがこれだと直ぐに分かるはずが無いよなァ。ついこの間迄一般人だったはずだから。
太「中島敦!」
敦「!!」
太宰さんがそう呼び掛けると、中島さんは太宰さん達の方向に注意を向ける。
其れに合わせて僕も目を向けた。
太「これより君は、私達の仲間になれ。今日から君は武装探偵社の一員だ!」
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中さ - 更新頑張ってください (2021年7月5日 13時) (レス) id: 0fd42ba9ca (このIDを非表示/違反報告)
錆猫(プロフ) - 麗さん» 楽しみにして下さり有難うございます!そろそろ更新致しますので、宜しくお願いしますっ! (2021年5月29日 22時) (レス) id: c415d172df (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 続き楽しみにしてます! (2021年5月29日 16時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
錆猫(プロフ) - サトさん» コメント、ありがとうございます!その言葉が励みになります!更新頻度を上げられるよう頑張ります。 (2020年10月16日 18時) (レス) id: c415d172df (このIDを非表示/違反報告)
サト - とても、面白かったです。続きが気になります。楽しみにしています。 (2020年10月16日 7時) (レス) id: e677a0c284 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:錆猫 | 作成日時:2020年8月16日 0時