第六話 ページ8
Aside
?「まあ 人に迷惑をかけない清くクリーンな自サツが私の信条だだのに君達に迷惑をかけた。これは此方の落ち度、何かお詫びを──」
──ぐぅぅぅゥ
男性が話している途中、中島さんの方から大きな、腹が鳴る音が響いた。
其れにしても、清くクリーンな自サツって有るのか...?
自サツに興味はないからどうでもいいけれども。
中島さんのお腹の音を聞いて男性は、
?「空腹かい、少年?」
そう言って男性はクスクスと笑う。
敦「じ、実はここ数日まともに何も食べていなくて...さっきAさんからもらった小魚を少し食べたぐらいで...」
流石に数日食べてなけりゃあれだけじゃ腹の虫は収まらないよねぇ。
そして次は男性の方から「ぐぅぅぅゥ」と腹が鳴る音がした。
?「奇遇だね、私もだ。因みに財布も流された。」
男性がそう言うと、中島さんは思い切り本音を吐いた。
敦「ええ?助けたお礼にご馳走っていう流れだと思ったのに」
?「?」
敦「?じゃねぇ!」
その時、向い岸の方から
?2「おおーい!!」
と聞こえ、また直ぐに
?2「こんな所に居ったか唐変木!!」
と、眼鏡の男性が中々お怒りのようで叫んできていた。
この男性の知り合い...?否、仕事仲間...?
其れにしても、こんなに怒らせて大丈夫無のだろうか...?
そう思って助けた男性を見てみると
?「おー、国木田くん、ご苦労様。」
と呑気に返事を返していた。
大丈夫なのかなァ、本当に。
国「苦労は凡てお前の所為だこの自サツ嗜癖!
お前はどれだけ俺の計画を乱せば─」
眼鏡の男性、改め国木田さんの話を無視し、助けた男性は
?「そうだ君達。良いことを思いついた
彼は私の同僚なのだ、彼に奢ってもらおう」
敦「へ?」
『はい? 』
国「聞けよ!」
予想もしない言葉に、凄く間抜けな声を出してしまった。
そんな事をお構い無しに
?「君達、名前は?」
と聞いてきた男性。
敦「中島..敦ですけど」
人の名前を聞く時は自分から名乗れよ、なんて思いつつも
『......僕はAA、です。』
と答えておいた。
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中さ - 更新頑張ってください (2021年7月5日 13時) (レス) id: 0fd42ba9ca (このIDを非表示/違反報告)
錆猫(プロフ) - 麗さん» 楽しみにして下さり有難うございます!そろそろ更新致しますので、宜しくお願いしますっ! (2021年5月29日 22時) (レス) id: c415d172df (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 続き楽しみにしてます! (2021年5月29日 16時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
錆猫(プロフ) - サトさん» コメント、ありがとうございます!その言葉が励みになります!更新頻度を上げられるよう頑張ります。 (2020年10月16日 18時) (レス) id: c415d172df (このIDを非表示/違反報告)
サト - とても、面白かったです。続きが気になります。楽しみにしています。 (2020年10月16日 7時) (レス) id: e677a0c284 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:錆猫 | 作成日時:2020年8月16日 0時