9話 神話 ページ10
貴「この本、光ってる?」
本を漁り始めて数分後に見つけた、謎の光?をまとう本を見つけた。
貴「題名はー、”神話”?」
(なんだろ?)
Aは、試しに読んでみることにした。
――2000年前――
神姫の森の湖に黒髪黒目の女が現れた。
黒の髪と目は、不吉の予兆を表すと伝えられており、協会の決断でその女を死刑にすることが決まった。
だが、その女は死刑決行日の前日に逃亡し、行方不明となった。
それから、不吉のことが起こり始めた。
死神との戦争で、人間の敗北を宣言することを、しなければならないほど追い詰められた。
協会はこのままでは、人間が滅ぶと考え、”あの女”をとらえ、死刑を再決行することが決まった。
バタンッ ←本を勢いよく閉じた音
貴「重い」
「めっちゃ重い」
「本自体は薄いのに、、内容がすっごく重い〜」
「続き読むかぁ〜」
と、続きを読もうとしたところで、扉があいた。
ruka「A、安静にしてろって、いったよな?」
ルカが来たことに気づいたAは、とっさに持っていた背中に隠した。
ruka「ほら、ここの扉、内側から開けられないだろ、早く出てこい、夕飯食べにいくぞ」
貴「はーい〜」
(続き、後で読むか、)
ーー夜−−
貴「この本、持ってきちゃったけど、後で返しに行けるかな?」
Aは寮のベットで同室のみんなが起きないように、静かにページをめくった。
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戦争が始まって1000年後、休戦された。
理由は、死神王であった ツリーピオニー・グラジオラス の娘
ツリーピオニー・エリカ が生まれたが、
その娘のステータスに”死神王”と書かれており
生まれてすぐに即位することになった。しかし、
生まれたばかりの赤子に戦争のことを任せられず、休戦することとなった。
協会は休戦したのち、”あの女”を探すことをやめた。
噂では、すでに死んだとされており、協会はこのことを闇へ・・・
その後に黒髪か黒目を持つ者は、皆殺しにされた。
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貴(えーー、じゃあ、私、結構やばい?)
(この世界の私も、黒髪と片目が黒。)
(なんで、片目だけ赤色?というか、なんでこの世界に来た?この体の元の持ち主は?)
貴「私は誰なんだろう?」
(A、、、いや、、ゼスとしての私は誰なの?)
Aは元々この世界にいたゼスのことを知りたくなった。
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kira22 レミア・スカーレット(プロフ) - ありがとう!がんばって、更新します! (2020年7月9日 6時) (レス) id: 0306c680a9 (このIDを非表示/違反報告)
ソウ(プロフ) - 主人公が死神って、斬新で面白かったです!これからも頑張って下さい!応援しています。 (2020年7月6日 21時) (レス) id: a9c96849d7 (このIDを非表示/違反報告)
kira22 - もうすぐ1000hitアザース!!、作ったばっかのやつが、こんなにも、読まれていて、嬉しいです! (2020年6月11日 22時) (レス) id: 0306c680a9 (このIDを非表示/違反報告)
kira22 レミア・スカーレット(プロフ) - 頑張りますーー(^▽^)/ (2020年6月5日 6時) (レス) id: 0306c680a9 (このIDを非表示/違反報告)
紅蓮&氷華姫雪 - 面白かったです、続きが早く読みたいです (2020年6月4日 21時) (レス) id: 9b921525f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kira22 レミア・スカーレット | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kira22/
作成日時:2020年5月20日 14時