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同じ時期に移動になった中島君は既に現場に入っていた。
でも私は現場にいる人たちのサポートをしていた。
一人だけ取り残されるも、私がダメだから仕方ないと思っていた。
三週間後、ようやくアパートに戻った時だ。
「エアメール？」
アメリカからだった。
「先生…」
ワシントンから送られた手紙を見て目を輝かせる。
「わぁ、秀一先生！」
手紙を抱きしめ、疲れが吹き飛ぶようだった。
「うふふ、相変わらず筆不精だな」
手紙なんて月に一度くれば多い方で季節ごとにしか来ないけど、誕生日やクリスマスには贈り物が届く。
それが嬉しくてしょうがない。
「相変わらず世界を飛び回っているのかな」
多忙な癖に私の誕生日は絶対に時間を作って会いに来てくれた。
「こんなことは豆なんだから。きっと先生の恋人になる人は幸せね」
ぎゅっと手紙を抱きしめながらスキップをしていたが立ち眩みがした。
「ううっ…」
地面を見るとぽたぽたと落ちるのは血だった。
「藤咲さん？藤咲さん！」
眩暈がしてその場に蹲りしゃがみ込むと諸伏さんが声をかけてくれた。
「どうしたんだ！」
「何でも…ないです」
「顔色が悪い…それにまた鼻血が」
最近は多いと思った。
体も重くて言うことが効かない。
これだけ鼻血が多いのはおかしい。
「病院に行った方がいい」
「行きたいのですけど…」
「ああ、降谷だな」
私の無茶苦茶な勤務時間を思い出しながら諸伏さんは遠い目をした。
「今は休む暇はありません」
「しかしな…」
「早く一人前になって降谷さんに認めてもらわないと。ちゃんと私自身を見てもらえるように頑張らないと」
最雛は嫌な印象が強かった。
でも今は違う。
「藤咲さん、降谷は…」
「あの人は一生懸命なんですよね？国を守ろうとして」
「ああ、そうなんだ。君には厳しいけど、それだ期待しているんだ」
諸伏さんは不思議な人だ。
殺伐とした場所でもこの人の言葉は心が柔らかくなるようだ。
「はい、風見さんと諸伏さんが尊敬する人です。悪い人のはずがありませんよね」
「藤咲さん、君は良い子だね」
大きな手で頭を撫でられ嬉しくなる。
その日から諸伏さんは私を名前でよんでくれるようになった。
「Aちゃん、お疲れ」
「はっ、ありがとうございます」
仕事に没頭し食事もとらずにいる私に諸伏さんはサンドイッチを差し入れしてくれるようになった。
ああ、なんて優しい人なのか。
諸伏さんは天使だ！
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ゆい(プロフ) - お話しは面白いのですが誤字が多すぎてなかなか内容に入り込めないのが、とても残念です。また文字化けも酷い箇所がありますので一度、投稿前に見直してから投稿されると良いかと思います。 (2022年4月3日 20時) (
レス) @page6 id: c5aa53d8c9 (このIDを非表示/違反報告)
いちご飴(プロフ) - 恐らく初が名前変換に引っかかってますね…とても面白くていい話ですが、その誤字で引き戻されてしまいます。一度変換を見直してみてはどうでしょうか。 (2022年1月23日 8時) (レス) @page3 id: 29e99f8be9 (このIDを非表示/違反報告)
夢女(プロフ) - とても面白いお話なのですが、所々の誤字が気になります…。もちろん誤字なんて誰もがすることではありますが、全てのお話にあると少し気になります。公開する前に、一度読んで確認してほしいです。これからも頑張ってください。 (2021年12月30日 0時) (レス) @page6 id: abe42a97bb (このIDを非表示/違反報告)
華音(プロフ) - 初めまして刀剣乱舞大好きでコナンとのコラボと言う事もあり読ませて頂いております。続きから読んでいるのですが13話目に2箇所誤字があるのと15話目が抜けてしまっております^^;13話に関しては愛称の名が入ってしまっていますので確認してみて下さいね。 (2021年12月19日 16時) (レス) id: 85eea2d6ee (このIDを非表示/違反報告)
ベル(プロフ) - 更新ありがとうございます｡ﾟ(ﾟ＾ω＾ﾟ)ﾟ｡ (2021年12月13日 22時) (レス) @page20 id: efb845659a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ししゃも | 作成日時：2021年10月2日 22時
