日陰での苦悩 ページ3
ただ私は役に立ちたかった。
だから必死で頑張って来たけど、人間同士でどうしても分かり合えない人がいる。
その人が降谷零。
警察学校を首席で卒業した私は、出会いがしらからあの人に嫌われていた。
「もう警察学校とは違う。甘い考えならすぐに出て行け」
「はい」
「返事だけはいいが、辞めるならば止めない。ここは公安だ…公安の規律を乱すことは許さない」
その目は今まで私を蔑み、幾度なく警察学校で見てきた目と同じだった。
「おい零、そんな威嚇するな目で…」
「警察学校での事は聞いている。だが、公安は甘くない」
その言葉を聞いて例の噂を言っているのだと思われた。
「そんなつもりもありませんし、この仕事がそんな温い仕事とは思っていません」
「その下手ず口が何時まで続く見ものだな」
こんな感じで雛対面から悲惨だった。
新人である私の仕事は事務作業がほとんどだった。
「資料室の掃除をして、この書類を公安部外務課に持っていけ」
「はい」
「その帰りに機動隊により資料を借りて、今取り扱っている案件を整理し、机に置かれてる」書類を今日中に片付けた後は休憩室の掃除だ」
「ちょっ…降谷さん！」
「解りました」
私の教育係の風見さんはぎょっとしながらも止めようとするも私はここでできないとは言いたくなくて頷き、仕事をこなした。
しかし。
「この程度にどれだけ時間がかかっている。今扱っている事件の情報処理は」
「こちらに」
「何だこの書類は！」
書類を見せれば手直しが必要だと言われ、他にも仕事を回される日々が続く。
周りの先輩の書類の五倍は仕事を回されるも、事務作業は得意だった。
だからそこまで苦じゃなかった。
けれど私が仕事をこなせば褒めらえるどころか。
「この程度にどれだけ時間をかける気だ」
…と言われる始末。
捜査中に車が破損して修理に出しに行けば、運悪く休みだったので他の業者に頼むと。
「車の修理も満足にできないのか」
悪態をつかれ続ける始末。
それでも教育係の先輩や上司は優しかった。
「大丈夫ですか？藤咲さん。降谷さんも容赦がなさすぎる」
「どうしたって言うんだ。普段はここまで厳しくないのに」
降谷さんを良く知る人で、一人は補佐に回っている風見さん。
真面目そうで面倒見が良くて優しい人だ。
その隣にいるのは諸伏さん。
風見さんの部下に当たり、私に色々教えてくれる。
二人のおかげで私はなんとかやっていけた。
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ゆい(プロフ) - お話しは面白いのですが誤字が多すぎてなかなか内容に入り込めないのが、とても残念です。また文字化けも酷い箇所がありますので一度、投稿前に見直してから投稿されると良いかと思います。 (2022年4月3日 20時) (
レス) @page6 id: c5aa53d8c9 (このIDを非表示/違反報告)
いちご飴(プロフ) - 恐らく初が名前変換に引っかかってますね…とても面白くていい話ですが、その誤字で引き戻されてしまいます。一度変換を見直してみてはどうでしょうか。 (2022年1月23日 8時) (レス) @page3 id: 29e99f8be9 (このIDを非表示/違反報告)
夢女(プロフ) - とても面白いお話なのですが、所々の誤字が気になります…。もちろん誤字なんて誰もがすることではありますが、全てのお話にあると少し気になります。公開する前に、一度読んで確認してほしいです。これからも頑張ってください。 (2021年12月30日 0時) (レス) @page6 id: abe42a97bb (このIDを非表示/違反報告)
華音(プロフ) - 初めまして刀剣乱舞大好きでコナンとのコラボと言う事もあり読ませて頂いております。続きから読んでいるのですが13話目に2箇所誤字があるのと15話目が抜けてしまっております^^;13話に関しては愛称の名が入ってしまっていますので確認してみて下さいね。 (2021年12月19日 16時) (レス) id: 85eea2d6ee (このIDを非表示/違反報告)
ベル(プロフ) - 更新ありがとうございます｡ﾟ(ﾟ＾ω＾ﾟ)ﾟ｡ (2021年12月13日 22時) (レス) @page20 id: efb845659a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ししゃも | 作成日時：2021年10月2日 22時
