記憶喪失の盗賊はサッカー小僧と出会いました。

探偵社にて2 ページ28

カミュ「オレはカミュ。よろしくな」
国木田「おい貴様目上の人には敬語ぐらい使え！」
奈美「国木田さん。ロトゼタシアには敬語は存在しないの。焼き尽くそうか？我が盟約に従い」
国木田「わかったからやめろ」
カミュ「別に豪爆炎(ヴァレーヒ)くらいビビることはないんじゃないか」
国木田「生身の人間が喰らったら死ぬに決まっておるだろう！」
カミュ「この世界ってのはそういうもんなんだな」
奈美「やっぱ炎射矢(ヴァンアロー)のほうがよかったよね…」
国木田「それも死ぬぞ!?」
与謝野「アンタ達同室って聞いたけど大丈夫かい？寝込みを襲われたりしてないかい？」
奈美「多分大丈夫」
カミュ「多分ってなんだ！」
奈美「覚えてないだけかもしれないから」

カミュ「なあ、奈美。中也って誰だ？」
奈美「中也さんは黒社会を束ねる悪の組織ポートマフィアの五大幹部だけど？」
カミュ「オレここに来た時に誰かが中也が負傷したとか言ってたから気になっただけだ」
奈美「ちょっと太宰さんに伝えてくる」

奈美「ねえ太宰さん太宰さん」
太宰「なんだい？奈美ちゃん」
奈美「さっきカミュから聞いたんだけど中也さん怪我したって」
太宰「それは本当かい？」
奈美「多分」
太宰「じゃあ私中也にいたずらしにいこっかな〜。奈美ちゃんもくる？」
奈美「うん」

中也へのいたずら→←探偵社にて

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