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seventy six ページ31

貴「父親はまだ喘息への理解があった。今よりもずっと優しい人だった。今は、誰にって訳でもなく無関心」

母親にもお兄さんにもAにもって事だろう
貴「母親と合わなくなったの。私が生まれてから」

淡々と告げられる事実は
驚くほど冷たくて痛かった

貴「自分の子供の喘息が理解できないことと、子供を道具のようにしか見ていないこと。父親は不倫を始めた。母親にバレないようにしていたみたいだったけどね。その時私は5歳。知らない女の人が父親と家に来て、2人で寝室に入っていった。今なら何かわかるけど…あんまり知って気持ちのいい事じゃないでしょう?」

5歳なんて…
俺はなんも考えないで遊んでた時期だぞ?

貴「その時何をしていたのかはちっとも分からなかったけど…でも母親以外の女性と関係を持っていることは分かった」

なんで5歳の女の子が
そんなこと考えなきゃいけねぇんだよ…

貴「母親は父親の不倫を疑って調べ始めた。でもその時、母親にも別の男性がいた。お互いにお互いを疑ってほぼ同時にそれを突き止めた。お互いを責めあって、結局離婚も慰謝料もなしで今も暮らしてる。だから誰を気にすることも無く不倫し放題。寝室から聞こえる生々しい声とか…気持ち悪くて…」

自分を抱きしめながら喋る
貴「父親も母親も容姿は整ってるから。相手なんて幾らでもいた。父親はほとんど帰ってこないけど家に来るのは他の女性と一緒」

Aは家庭が崩壊してるのは
自分の所為だと思ってるようで

でもそんな訳ない
発端はAの母親だ

ひとつも悪くないのに
なんでそんな思いをしなきゃいけないのか…

一応は彼氏である俺の
浮気とかは心配していないようで

浮気される方に問題があるとか
そんな風に思っていそうでイヤだ

シルク「俺は…離さねぇから」
気付いたら言っていた

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作品ジャンル:恋愛
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*のの(プロフ) - せいら/うおたみんさん» コメントありがとうございました!もう少しでできるのでぜひ読んでみてください!リクエストも頂けるとありがたいです…! (2019年11月13日 16時) (レス) id: 139f9ac550 (このIDを非表示/違反報告)
せいら/うおたみん(プロフ) - 目の色が青なのであればマサイさんがいいのでは?!(ただ単に私がマサイさん推しって要素もちょっとはあります←)私はマサイさんオチに投票します! (2019年11月10日 23時) (レス) id: 2c14e8117c (このIDを非表示/違反報告)
六娘 - 全然大丈夫です!(どこ目線)むしろ、私も読みたいですw (2019年10月25日 23時) (レス) id: 017157226e (このIDを非表示/違反報告)
*のの(プロフ) - ☆朝風☆さん» 分かりました!この直後からか続きで書きますね!この小説にそのまま付足す形になるのでぜひ読んでください!もしよろしければほかの小説も見てみてくださいm(_ _)m (2019年10月25日 7時) (レス) id: 139f9ac550 (このIDを非表示/違反報告)
*のの(プロフ) - 六娘さん» コメントありがとうございます!付き合って直後が読みたいという方がいるので、この続きも書いてちょっとずつ大人にしていこうかな…?少し時間がかかりますがいいですかね…? (2019年10月25日 7時) (レス) id: 139f9ac550 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鳴海 帆南 | 作成日時:2019年10月4日 22時

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