研究ファイル１２３ ページ5
しばらくの沈黙
そして、俺はAちゃんに目を向けた
視線を向けられたことに気が付いたのか此方に視線を向けてくる
それを確認した俺は口を開いた
「お願いしてもいいかな…？晦冥の守護者、君に」
「……！うん
…なら、自己…紹介…A・ヨハン・ファウスト
ヴァリアー幹部…兼…次期、ボンゴレ…十代目、晦冥の、守護者
……通り、名は…『絶奏の死神』」
「『絶奏の死神』！？り、リボーンさん、本当ですか！」
「確認済みだ、八年前の“揺りかごの悪夢”の時から言われたたことだ
ヴァリアー内の誰かが『絶奏の死神』だとな
見つかんなかったのも氷漬けの間、ドイツに逃げってたってんなら全部話が合う
だから、言ってんだろう…実力は間違いなく一流だって」
会話について聞けない
俺はいい加減、頭の中がごちゃごちゃだ
そんな中、一体何にスイッチが入ったのか分からないが雲雀さんが口を開いた
「ねえ、赤ん坊
その『絶奏の死神』って、何なんだい？」
「裏社会、つまりマフィア最強の殺し屋の通り名だぞ
簡単に言っちまえば、ファウストがその通り名を冠する殺し屋だったってことだな」
「へぇ…じゃあ、僕も賛成だよ
君の傍にそれがいるって言うなら…いつでも咬み殺しに行ける…」
「ハハハッ、すげぇな！
俺も相手してもらいてぇな」
「…私は、女の子が増えるのは、嬉しい」
ほぼ、皆が賛同した中
やはり、暗い顔をするのはお兄さんだった
やっぱり、友人を目の前で殺されているというのは辛いことなのだと思う
何とか賛同出来るのは関わりが少なかったからだったり
スクアーロのような状況を目の前で見た山本だからだし、マフィアと関わりが深い獄寺君だからだ
「…ゆる、さなくて、いい
一生、恨んでも…いい
いくら、彼に、あんな…こと、言われても……
仲間、を…殺される、理由、には…ならない、って…わかる
……ごめん、なさい」
「………お互いギリギリの戦いだったのだ
責めるつもりも恨むつもりもない
…ただ、忘れないでやってほしい」
「……わかった、わすれ、ない」
その言葉にお兄さんの表情が少しだけ明るくなった
無事に受け入れられたAちゃんに
俺は少しだけほっとした
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雹翠緋耀(プロフ) - 沙流さん» 一気に読んで頂けるなんて…！ありがとうございます！展開にドキドキして頂いたり夢主ちゃんが可愛いと仰って頂けてとても嬉しいです。沢山のお褒めのお言葉舞い上がりそうです！体にも気を付けて出来るだけ頑張って更新致します。お待ち頂けますと嬉しいです。 (2018年9月22日 1時) (
レス) id: 086e138169 (このIDを非表示/違反報告)
沙流(プロフ) - 今は季節の変わり目ですし、体調等お気をつけ下さい｡連コメすみません、更新楽しみにしています！ (2018年9月20日 17時) (レス) id: e92f855c73 (このIDを非表示/違反報告)
沙流(プロフ) - うっ……素敵で表現も綺麗で一気読みしてしまいました…！ まさかこんな展開になるとは思ってもいなかったので、今もドキドキしています。そして何より夢主ちゃんが可愛い｡最高です。私の求めていたものはここにあったのか……！！→ (2018年9月20日 17時) (レス) id: e92f855c73 (このIDを非表示/違反報告)
雹翠緋耀(プロフ) - 五月七日さん» コメントありがとうございます！お返事遅くなってしまい申し訳ありません…安定した更新はできないとは思いますが出来るだけご期待にそえる様、頑張ります。 (2018年9月7日 2時) (レス) id: 086e138169 (このIDを非表示/違反報告)
五月七日(プロフ) - 好きです！凄く好きです！凄く面白いし応援してます！更新待ってます！ (2018年8月23日 14時) (レス) id: 5bf48274f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雹翠緋耀 | 作成日時：2018年2月19日 23時
