研究ファイル１１７ ページ46
どちらにせよ、知ってしまう事実
ディスプレイに映るボス達の姿を見て思った
いつ、言うべきか
気を窺っているその時、ボスは自分から口を開いた
だから、俺は…
「…俺にはわかるぞぉ…
お前の裏切られた悔しさと恨みが…俺にはわかる…」
「あっ……！」
「生きてやがったのか…カスザメ……
てめーに…俺の何がわかる……知ったような口を…きくんじゃねぇ…」
戸惑いもあった
だが、俺は話した…ボスの母親のこと
九代目と血の繋がりがなかったこと
ボンゴレの掟、それによって自分が後継者になれないことも
「そして、揺りかごに繋がるんだな」
「これが俺の知ることの全てだ、揺りかごの後に調べた」
「くだらねー」
「九代目が……裏切られてもお前を殺さなかったのは…
最後までお前を受け入れようとしていたからじゃないのかな……？」
その言葉に何を感じたのか俺にはわからない
「九代目は血も掟も関係なく
誰よりもお前を認めていたはずだよ
九代目はお前のことを本当の子供のように…」
「っるせぇ！！
気色の悪い無償の愛など！！クソの役にも立つか！！
俺が欲しいのはボスの座だけだ！！
カスは俺を崇めてりゃいい！！俺を讃えてりゃいいんだ！！」
「なんて奴だ…」
「あっ…あっ…ボス、さん…！」
苦しそうに血を吐き出す姿に
Aは…体を支えているが暫くすると
諦めたように傍を離れ、立ち上がった
「……叶わ、ない…なら、皆殺し
どんな、くそっ、たれ…な、方法でも……ボスを、守れる、なら」
「だな、やろーぜ」
「当初の予定通りだよ」
行っていたらしい戦力の準備と小細工
全てをなかったことにしようとするその前に
その戦力もあっさり、別の援護によってやられた
そうなっては、戦力差にどうしようもなくなる
ベルもマーモンも諦めた中、Aだけは地に鎌の刃を突き立てた
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雹翠緋耀(プロフ) - ！さん» お待ち頂き誠にありがとうございます…！その一言だけで非常に嬉しいです…！今後もお手隙の際で構いませんのでお読み頂けますと嬉しく思います！ (2018年2月3日 5時) (
レス) id: 2f0e9540b0 (このIDを非表示/違反報告)
！ - 更新嬉しい！！待ってました！！！！ (2018年2月2日 16時) (レス) id: c292aa6505 (このIDを非表示/違反報告)
雹翠緋耀(プロフ) - konohaさん» お、お久しぶりです…！こんな年単位で放置していた作品にまだ以前からお声掛け頂いていた方がいらっしゃって…申し訳なさと嬉しさで…うぐぅ…ご希望も…！また、ありがとうございます！更新までお声がなければ唸りながらあみだするところだったので嬉しいです…！ (2018年1月29日 23時) (レス) id: 2f0e9540b0 (このIDを非表示/違反報告)
雹翠緋耀(プロフ) - 天ノ弱な月猫さん» こんばんは、コメント頂き誠にありがとうございます！お気に召したようで…何よりです。怠慢の前科持ちなのでこんなこと言うのもなんですが…更新頑張らせて頂きます。気長にお待ち頂けますと幸いです。 (2018年1月29日 23時) (レス) id: 2f0e9540b0 (このIDを非表示/違反報告)
konoha(プロフ) - お久しぶりです。最近たくさんお話を更新して下さるのでとても嬉しいです!晦冥の守護者の戦い楽しみにしてます…!そしてオリキャラが死んでくれますように(( (2018年1月29日 18時) (レス) id: 7a699f6d9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雹翠緋耀 | 作成日時：2018年1月27日 15時
