研究ファイル１０６ ページ35
何が起こったのか分からなかった
雲雀さんは溜息をつきつつも再度、口を開いた
「相手の名前はA・ヨハン・ファウスト
ネクロマンサーだって本人が言っていたよ」
「えっ…Aって」
「十代目と神社まで案内した…」
「……何処かで見たと思ったら、あん時…選んだお守りだったんだな」
何もかもが繋がった
ただ、その答えを導き出すには遅すぎた
「…どうして、どうして」
「…俺達の守護者は棄権する
守護者を施設内から出してくれ」
「…なりません、いえ…言い方を変えましょう
もう、出来ません」
「えぇ…無理でしょうね
諦めてください、沢田綱吉」
あの男、ワーグナーが俺の元までやってきて答える
勝って嬉しいはずにも関わらず
彼の表情はやはり曇っていた
「もう、此処にあった命は一つ、潰えています
彼は生きていません、諦めてください」
「そんな……」
「…一つ聞いていいか」
「えぇ、お伺いしましょう…跳ね馬ディーノ」
「お前等は…そのファウストの行動にそんなに顔色を曇らせてるくせに
どうして止めてやらなかったんだ？
何か理由があるのか？」
「……それは、単に私達が力不足だった
ただ、それだけです
何故なら…」
その言葉は遮られた
人が扱うには大きすぎる鎌が投げつけられたことによって…
青ざめる彼の視線の先にはあの日見た少女と同じ姿をした
まるで他人の様に冷たい表情の人がいた
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雹翠緋耀(プロフ) - ！さん» お待ち頂き誠にありがとうございます…！その一言だけで非常に嬉しいです…！今後もお手隙の際で構いませんのでお読み頂けますと嬉しく思います！ (2018年2月3日 5時) (
レス) id: 2f0e9540b0 (このIDを非表示/違反報告)
！ - 更新嬉しい！！待ってました！！！！ (2018年2月2日 16時) (レス) id: c292aa6505 (このIDを非表示/違反報告)
雹翠緋耀(プロフ) - konohaさん» お、お久しぶりです…！こんな年単位で放置していた作品にまだ以前からお声掛け頂いていた方がいらっしゃって…申し訳なさと嬉しさで…うぐぅ…ご希望も…！また、ありがとうございます！更新までお声がなければ唸りながらあみだするところだったので嬉しいです…！ (2018年1月29日 23時) (レス) id: 2f0e9540b0 (このIDを非表示/違反報告)
雹翠緋耀(プロフ) - 天ノ弱な月猫さん» こんばんは、コメント頂き誠にありがとうございます！お気に召したようで…何よりです。怠慢の前科持ちなのでこんなこと言うのもなんですが…更新頑張らせて頂きます。気長にお待ち頂けますと幸いです。 (2018年1月29日 23時) (レス) id: 2f0e9540b0 (このIDを非表示/違反報告)
konoha(プロフ) - お久しぶりです。最近たくさんお話を更新して下さるのでとても嬉しいです!晦冥の守護者の戦い楽しみにしてます…!そしてオリキャラが死んでくれますように(( (2018年1月29日 18時) (レス) id: 7a699f6d9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雹翠緋耀 | 作成日時：2018年1月27日 15時
