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有岡side
光くんがプレインで安全な場所に運んでくれた。
そこで今に至る経緯を山田に話した。
食堂のオバチャンも協力してくれた事に山田自身凄く驚いてたけど。どこか嬉しそうだった
しばらくすると山田が真剣な顔で
山「いやな予感がする」
知有「え?」
山「大ちゃんちいちゃん!俺行ってくる!」
いやいやちょっと待て!
有「お前体動かねえんだろ?」
山「で、でも!このままだったら…!」
山田は真剣な顔だった。
ただ事じゃないんだなってさすがに俺も思ったから。
有「じゃあ……知念!」
知「なに?」
有「薮くん達との集合場所までの道、確認しといてくれる?」
知「分かった!行ってくる!」
有「山田、俺の背中乗れ!」
タタタタって走って行く知念を見送って、俺は山田を背負って光くん達の元へ走った
そこでは光くんが腹部から血を流しながらぐったりしてて、風丸が今にも高木くんに風の剣を突き刺そうとしていた。
やばいぞ!このままだったら…
山「大ちゃん下ろして!」
俺の背中に乗ってた山田がいきなりもぞもぞしだした。
有「え、いやお前動けないだろ!?」
山「今行ける気がする」
そう言うと山田は俺の手を振りほどいて地面に着地した。
と同時に
パチンッ!
山田が指を鳴らせば辺り一面に炎が広がった
有「す、すげぇ」
山田のプレイン初めて見た。炎なんだな
俺がボーッとしてたからか
山「大ちゃんっ、はやく2人を呼んで!」
切羽詰まったように山田が言うから俺は高木くんの名前を叫んだ。
1回目は応答がなく2回目で返事が帰ってきた
その間に知念も帰ってきて帰りの経路は確保したらしい
知「この炎って…?」
有「山田のプレインだよ」
知「涼介の?」
と知念が山田の方を見ると、少し笑って山田はグーしていた。
しばらくして炎の中から光くんをおぶった高木くんがやって来た
高「よかった…3人共無事だったんだね」
有「光くんが俺らを運んでくれたから」
高「この炎は?」
知「涼介の炎だよ」
え?って言って高木は山田の方を見た
高「え!これ大丈夫かよ!」
山田の方を見てみると凄い汗をかいてしゃがみこんでた。
光くんも重傷だし俺達は急いで薮くん達の所に向かった。
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きんとき(プロフ) - 唯華さん» ありがとうございます!頑張ります! (2018年8月19日 11時) (レス) id: b08fba051e (このIDを非表示/違反報告)
唯華 - ありがとうございますっ!どしどし送らせていただきますっ!更新も楽しみにしてますっ!頑張って下さいっ! (2018年8月19日 8時) (レス) id: 6a7a6dc0cb (このIDを非表示/違反報告)
きんとき(プロフ) - 唯華さん» はじめまして!と、虜になって頂けましたか!?嬉しいです!ありがとうございます(o´艸`)どしどし送って下さい!励みになりますので (2018年8月18日 23時) (レス) id: b08fba051e (このIDを非表示/違反報告)
唯華 - はじめまして!唯華です。伶菜に紹介されて1〜2まで読みました!伶菜と明日香が言ってたのも分かります!もう私この作品の虜ですね。私も更新される度コメントして良いですか? (2018年8月18日 22時) (レス) id: 6a7a6dc0cb (このIDを非表示/違反報告)
きんとき(プロフ) - そうなんですか!?すっごく嬉しいです!気に入って頂けたら幸いです( ´ ▽ ` ) (2018年8月18日 21時) (レス) id: b08fba051e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きんとき | 作成日時:2018年7月1日 23時