プレイル〜9人の能力者達〜 2

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いつも通り競走しながら学校へ行く。

さすがに9月にもなれば友達の1人や2人は出来て教室に入ったら「おはよう」の嵐だった

友達の1人が

「何か、担任の先生変わっちゃうんだって」

って言ってきた。

有「え？そうなの！？」

俺達3人は何気にあの担任の先生の事好きだったからその分の驚きと、次はどんな先生なのかっていう不安でいっぱいになった。


ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

朝礼のチャイムが鳴る。

と同時に教室のドアが開いて、1人の髪の毛が長い男がニコニコしながら入って来た。

俺の隣に座ってる友達が

「すげえ、女の先生だと思った」


俺はそれよりも、その男が貼りつけてる不気味な笑顔が頭から離れなかった。

地「初めまして！
今日から1年1組の担任になりました。
地鳴天明って言います。天明先生とお呼び頂ければなと思います。
皆さん！これからよろしくね」

ぺこりとお辞儀をしてまたあの不気味な笑顔を浮かべる。

クラスのみんなは何事もなく拍手をしてたけど、俺は何もせずただその先生の顔をじっと見ていた。









あっという間に放課後になって、俺達は真っ先にいつもの公園に行った。


すると、着くなり知念が


知「ねえ？」


有「ん？どした」


知「何で担任の先生変わっちゃったんだろ
なんの説明も無かったよね？」

素朴な疑問だった。俺達も思ってたし


山「うん、確かに。俺、前の先生の方が良かったな〜」


有「俺も！多分クラスの皆思ってるよ」


知「何か、新しい先生。ちょっと怖かった」


山「それ！俺も思ってた。何か笑顔が怖い」


やっぱり皆思ってる事一緒だったんだな。


でも俺達がどうこう出来る問題じゃないのは分かってるから、頑張ってあの先生を好きになろうってあの時の俺達は決めた。

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