6話 ページ8
ダイキside
俺は公園のベンチで座ってる黒ちゃんと涼介を眺めてた
ふと気になったのは、
黒ちゃんが涼介を見る目だった
とても、愛おしそうに
じっと見上げていた
そして俺は見つけてしまった
黒ちゃんの頭に、ちょこっと何か生えてて
それが角だと言う事に気付くには、時間がかからなかった
「……黒ちゃんって、もしかして」
もう一度聞き込みをしに行った2人を横目で見つつ、俺は独自のコミュニティを使い、
『山火事 近辺 鹿』で検索をかけた
そしたらすぐにヒット
山火事があった近くの森に住んでる動物達に話を聞く事が出来た
じゃあなぜ、黒ちゃんは人間の言葉を話せたのか
カタコトながら涼介に訊ねたって事は、
ある程度、人間と触れ合っていたのか?
その疑問も動物達は解決してくれた
黒ちゃんはその森の神様だったらしい
という事は、少なくとも普通の動物達よりかは人間の言葉を理解出来たのかもしれない
名前、
涼介に名前を聞いた
これは、本当に自分の名前を忘れてしまったのか
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俺の話を聞き終えた涼介は、浮かない顔をしていたが
涼「…ダイちゃん、俺っ!黒ちゃんに会ってくる」
「は、お前今から!?」
涼「うん、今行かないともう黒ちゃんに会えない気がして」
……そんな目で見つめるなって。
「……分かったよ、じゃあ俺の背中乗れ
まだ黒ちゃんの匂いはキャッチ出来てるから」
俺は目を瞑り霊力が体全体に行くように集中した
ボンって音と共に視線が上がった
久しぶりだったから上手くいくか分からなかったけど
どうやら成功した様だ
涼「……何かダイちゃん、この姿の時カッコイイのにね」
聞き捨てならない言葉が聞こえたが、今はスルーする事にした
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きんとき(プロフ) - くーちゃんさん» ありがとう!頑張るわな、くーちゃんも更新頑張ってな!時間出来たらそっちにも遊びに行くわ! (2020年1月3日 10時) (レス) id: 979c554592 (このIDを非表示/違反報告)
きんとき(プロフ) - チョコラタさん» ありがとうございます。励みになります、頑張ります! (2020年1月3日 10時) (レス) id: 979c554592 (このIDを非表示/違反報告)
くーちゃん(プロフ) - きんときさん» ほんとぉ!?嬉しい泣 私も、時間なくって絡みに行けなくてごめんよ汗 全然大丈夫やで!!!きんちゃんの小説ってどれも集中して読んじゃうもん!!すごく楽しませてもらってます!ゆっくり更新したんでかまんけんなー!ファイティン!!^^ (2020年1月3日 4時) (レス) id: f70e29d442 (このIDを非表示/違反報告)
チョコラタ - 更新頑張ってください! (2020年1月2日 21時) (レス) id: 6533d85759 (このIDを非表示/違反報告)
きんとき(プロフ) - くーちゃんさん» 久しぶりぃい!!覚えちょるよおー忘れる訳ないやない〜 わしも読み専になっとって、中々自分の作品に手が付かなくて絡みに行けなかったっ汗 そう言って頂けて嬉しいよ。ちょっと設定もだいぶ変えたからちと不安やった。ありがとう、頑張るね! (2019年12月31日 22時) (レス) id: 979c554592 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きんとき | 作成日時:2018年7月13日 8時