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「どっかで見た事あると思ったら先輩じゃん！
髪色違うし前髪上げてて気づかなかった！」
「なに、紫耀の事知ってるの？」
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じんくんは私達の方を見てきた
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『浅草行った時人力車おしてて...。』
「あーそういえば、
短期のバイトするって言うてたっけ。」
「 A、運命だよ！
声掛けに行ったら？」
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そう言うあおいは
目をキラキラさせている
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「え、何、好きなの？」
『好きとか言ってません。
迷子になったの助けて貰っただけです笑。』
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なんだつまんなーい
なんて2人に言われる始末
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だってそうだもん
助けて貰っただけ
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それ以上踏み込んで好きになったらおしまい
なんて考えながらイケメンの方をみると
前に見た顔とはかけ離れた雲がかった表情だった
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1年に引き続き
2年もあおいと一緒のクラス
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これだけでもうこの1年最高でしかない
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始業式を終え、
必要なプリントだけ配られて解散
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「A、今日じんと帰る約束してて...。」
『いいよ、またあした。』
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申し訳無さそうにするあおいに手を振って
私は机に突っ伏した
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今朝のあのイケメンの表情
なんで暗かったんだろう
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普通嬉しいもんじゃないの？
きゃーきゃー言われて
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それともあれ
モテて困ってます、てか？
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あーぁイケメンってやだ
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...てかなんでこんな事考えてんの！？
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そんな事思って帰ろうと顔をあげると
目の前にイケメンがいた
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苺大福(プロフ) - masumiさん» コメントありがとうございます！！続きも出来たら違う作品も描きたいですね...！頑張ります！ (2019年10月13日 23時) (
レス) id: 57fd65d360 (このIDを非表示/違反報告)
masumi(プロフ) - また紫耀くんメインのお話し書いて欲しいです。どこまでもの続きも楽しみにしています。 (2019年10月13日 22時) (レス) id: 04bb81641c (このIDを非表示/違反報告)
苺大福(プロフ) - shokun82さん» あああ、誤字ってました！すみません！！！ (2019年10月3日 23時) (レス) id: 57fd65d360 (このIDを非表示/違反報告)
shokun82(プロフ) - syoではなくshoですが (2019年10月3日 23時) (レス) id: e323144fab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：苺大福
| 作成日時：2019年9月28日 23時
