○ ページ3
結弦「…ッ」
なんで、
俺は誰もいない廊下で泣き崩れた。
悔しかった、俺のことは忘れて
小夜ちゃんのことは覚えていた。
「はい。」
結弦「…えっ」
目の前にはハンカチが差し出されていた。
小夜「男なら泣くな」
結弦「…」
俺はそのハンカチを受け取り立ち上がった
結弦「俺との思い出は安っぽかったのかな」
小夜「そんなことない、すぐ思い出すよ」
結弦「自信ないんだ」
小夜「あんたがそんなんでどうするの?(人2)はいつも羽生くんのそばにいたんだから。
今度は羽生くんの番だよ」
結弦「俺の番…か。」
小夜「そ、ここで逃げ出したらわたしが許さないからね。」
結弦「誰が逃げるって言った?」
小夜「ならいいけど、」
結弦「今日来てくれてありがとう。」
小夜「どういたしまして」
結弦「これからも会ってあげて」
小夜「うん、もちろん。何があっても離れないでね、わたしからのお願い。」
結弦「わかってる、大丈夫だから」
小夜「それ聞いて安心した。
じゃまたね」
結弦「じゃ。サンキュ」
そうして小夜ちゃんとは別れた。
俺は気を取り戻し、病室に戻った。
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美空心(プロフ) - 夕美さん» ありがとうございます、外すの忘れてました(汗) (2019年1月23日 21時) (レス) id: b45761f5e8 (このIDを非表示/違反報告)
夕美 - オリジナルフラグちゃんと外して下さい、違反です。ルールくらい確認しましょう。 (2019年1月23日 21時) (レス) id: 42f7d9fc87 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美空心 | 作成日時:2019年1月23日 20時