１４５話 ページ41
今、うちらはある問題に直面している。
あのあと、ヒッコシクラブ(ナミは【ハサミ】と名付けた)で順調に移動していったのは良かった。
だが、とある衝撃的な事を知ってしまったのだ。
ウ「何！！？このカニで河は渡れねぇのか！！？」
ビ「ヒッコシクラブは砂漠の生き物だから…！！水は苦手なのよっ！！」
…この事だ。
「まぁ、海に住んでるカニも泳ぐっていうよりかは、歩いてるしね……。
どちらにせよ、沈むって事に変わりはない気がする。」
とどのつまり、ピンチって事なのだ。
みんなが騒いでいる間にも、サンドラ河が見えてきてしまった。
そんな時に、状況を打開できそうなチャンスが来た。
チョ「そうだ！！！ハサミは踊り子が大好きだ！！！」
それを聞いて、ナミは上着の前を開けた。
………巨乳なんて無くなりゃいいのに、ちょっとは自重しろやチクショウ！
そんなうちの思考なんて置き去りにして、ハサミは驚くほどのスピードを出した。
まぁ、余計なのも壊れてはいるが、ノープロブレムってことで。
そして、その速さは想像の遥か上をいった。
サ「え…………！！おいおいちょっと待てよこのカニすげぇぞ！！！」
ゾ「信じられねぇ……！！」
ウ「おォ！！！
奇跡だ！！！」
ア「水上を……！？走ってる！！！！」
と、思いきや。
どんどんカニは沈んでいった。
「気のせいかぁい！！！」
突っ込みどころが多すぎて、ついツッコミを入れてしまった。
ゾ「文句言ってるヒマはねぇ 進むんだ！！！」
ウ「ちょっと待てって！！船はねぇのか向こう岸まで何キロあんだよ」
ビ「５０キロくらい」
ウ「泳げるかァッ！！！」
詰 ん だ ね 。
うちがラプラスにでも変身するか…と思った瞬間。
▶き ょ だ い な ナ マ ズ が あ ら わ れ た ！ ！
「………ワー、スゴクオオキナ ナマズダネ〜」
驚きすぎて逆に冷静になり、こんな言葉が漏れた。
イ「ぉおおい！？ご主人！？目が死んでるよっ！？光が無さ過ぎるよ！！」
ア「ご主人、ご主人がこの状況での頼みの綱なんだぞ！？」
ビ「サンドラマレナマズ！！！出現がごくマレなの！！」
ウ「んな説明いらねぇよ！！」
すると、ナマズが大きい口を開け、川の水を飲み込み始めた。
それによって、うちらはナマズの口にどんどん近づいていく。
水が吸われる方に、流されるのだ。
ビ「あと人間が大好物！！！」
ウ「そっちを先に言えぇ！！！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 49人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「ONEPIECE」関連の作品
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
この作品が参加のイベント 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
わらび餅(プロフ) - ミントチョコさん» 本当ですか！？嬉しいです！！更新、頑張ってまいりたいと思います(´∀｀) (2015年11月21日 19時) (
レス) id: 0d0380cb65 (このIDを非表示/違反報告)
ミントチョコ - 私ワンピース大好きです！応援してます、頑張ってください(*^◯^*) (2015年11月21日 18時) (レス) id: ea30a9a6dd (このIDを非表示/違反報告)
わらび餅(プロフ) - 阿久由夢さん» マジですか！？あざ―――っす！！ (2015年10月24日 16時) (レス) id: 0d0380cb65 (このIDを非表示/違反報告)
阿久由夢 - イメ画マウスでもうますぎませぬか。これからも更新頑張ってくださいね!! (2015年10月24日 10時) (レス) id: 9701135b53 (このIDを非表示/違反報告)
わらび餅(プロフ) - さきみょるさん» 本当ですか！？ありがとうございます！週に１回更新出来るかどうかのような更新スピードですが頑張ります(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2015年9月30日 17時) (レス) id: 0d0380cb65 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
