四十二 ページ42
紫苑 目線
紫苑が現れた瞬間、鋭い視線が紫苑を貫く。
む、もうおれ以外揃っているのか。遅れてしまったな。
……睨まれている…遅れてきてしまったからだろうか？
まだ接したことの無い子もいるのだが…。むぅ、
幼子は可愛がりたいと思っている紫苑。
残念ながら見た目は子どもでも、精神はもう大人なのだ。
そう、某名探偵アニメの…
失礼。
薬研「お、来たか。今回は俺が隊長を勤めさせてもらうぜ。
よろしくな！」
薬研殿が隊長か。頼りになるな。
紫苑｢今回はよろしく頼む。太刀は通常では夜戦が不得意と
されているが、おれは他の太刀とは違い、得意だ。
だが、主によると夜戦は強い敵が多いと聞いた。
皆の足を引っ張らぬようにする。」
夜戦は後半の地域だということはわかっていた。
これでも政府で一時期働いていたのだ。
地域がわかっていても進め方がわからぬゆえ意味が無いのだがな。
五虎退「あ、あの、室内戦は、得意なんですか？その、紫苑さんは
太刀なので室内戦だと、その……」
室内戦…?太刀だと何かあるのだろうか。
｢ふむ、室内戦はやった事がないな。おれは分からない。」
何故だかは分からないが前の主はおれを室内では抜かなかったからな。
素手で殴っていたな。前の主は短刀を使うより殴りかかる方が
好きだったらしい。血の気の多い方なのだろうか。
太鼓鐘「やったことないのか！じゃあ今度は室内での戦闘してみるか？
色々教えてやるぜ！」
｢ほう、それはいいな。太鼓鐘貞宗殿。ぜひご教授願いたい。｣
主が呆れている表情をしている。何故だろうか？
おれが何か悪いことでもしでかしてしまったのだろうか？
む、他の子らも呆れている…なぜ……。
秋田「あの太鼓鐘さん、紫苑さんは太刀ですよ？
紫苑さんも紫苑さんで、太刀は小回りが利かないから
室内戦に向いてないってことはわかってますか?」
太鼓鐘「はっ!!そうだった!紫苑も自分は太刀だって言ってた!」
小回りが利かない……室内戦……!!
｢…!!そういう事か!。だから前の主は室内戦ではおれを抜かなかったのか。｣
なるほど!そういう理由だったのか!今まで気が付かなかった。
刀剣男士でありながらも知識不足…不甲斐ない……。
主「えっ知らなかったの?!ちゃんと覚えるんだよ?」
太鼓鐘「わりぃな、紫苑。お前が太刀だってことすっかり忘れてたぜ！」
「いや、大丈夫だ。これはおれの知識不足でもある。
こちらも、教えてくれようとしたのに、済まないな。」
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あおぞらおおぞら - 美琴さん» ありがとうございます！更新速度は遅いけれど頑張ります！ (2019年3月23日 11時) (
レス) id: d4263e4fcb (このIDを非表示/違反報告)
美琴 - あおぞらおおぞらさん» リア友おおおおwwwwwん"ん"っ失礼しました。たまにクスッと笑いながら読ませてもらってます！(？)更新頑張ってください！ (2019年3月20日 0時) (レス) id: 99eb379e1f (このIDを非表示/違反報告)
あおぞらおおぞら - はい！頑張ります！…………………………………………………………………………………リア友よ (2019年3月12日 16時) (レス) id: d4263e4fcb (このIDを非表示/違反報告)
エリィ(プロフ) - 更新頑張れヾ(*´∀｀*)ﾉ (2019年3月11日 18時) (レス) id: 0042403ad9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｱﾊﾟｰ | 作成日時：2019年2月17日 0時
