三十六 ページ36
数週間後
主「しーおん！出陣する気は無い？あの薬もあるだろうし、
大丈夫だと思うんだ。どうかな？」
そうか……もうそんな時期か……内番にも慣れてきたし、
他の者からの扱いにも慣れてきた。でも出陣は夜戦がいいな
「わかった。だが夜戦にしてくれないか？やはりまだ日光に
慣れていなくてな。もしそれが、できないのだとしたら昼でいい。」
主「全然いいよー！」
よかった……だがまともに刀を握ったことがない。
大丈夫だろうか。確か元の主は片手で持ってたはず……。
も、てるか?皆両手で持っているぞ…。どうしたことか…。
聞くわけにもいかないし、ふむ。試すしかないな。
こう……か?ちがうな。こうでもないし、全くできない……
これでは足を引っ張ってしまう……。
?「おい貴様！そこのお前だ！」
おれか？俺だなぁ。
何の用だろうか…今は忙しいのだが…。
「なにか用か？今は忙しいんだが？」
こいつは確か…大包平?と言ったな。古備前派だったはずだ。
怒っているのか？
大包平「忙しいだと？！適当に刀を振るっているだけだろう？！
いいか！貴様は皆の足を引っ張っているんだ！それを自覚して俺と勝負しろ！」
はぁ……だから今こうやって練習しているんだがなぁ……。
あ、そうやって持つのか…全然違かった…。だが持ちにくいな。
何故だ
大包平「やる気があるようだな。
行くぞ！」
「っっ、待て！そんなつもりは微塵もない！出陣まで時間が無いんだ。」
大包平「だからこうして来ているのだ。お前のような弱いものに出陣させないために！」
こいつ、正気か？正気ではないだろうな……おれを折ろうとしているのか？
それにしてもやはり持ちにくい。なんなんだおれはどう持てば本来の力が発揮される?
前の主のように、片手で持つか……。
大包平「ここで俺に折られるか出陣しないか選べ。選択肢はこの二択だけだ！」グッ
っ強いな。さすがだ。一度弾くか。
カーン
大包平「折られたいんだな？良いだろう！今日！ここで貴様を折ってやる！」
片手に持ち替えて……！持ちやすくなった。もしや片手用か？
いやまさか、そんなはずは……。
大包平「なんの真似だ!貴様俺を舐めてるのか！片手で受け止められると思うなよ……！」
さっきから煩いな。大包平殿は
キンッ
大包平「何故だ……何故片手で受け止められる！
この俺が、貴様より弱いなど、断じてありえない！」
ラッキーアイテム
革ベルト
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あおぞらおおぞら - 美琴さん» ありがとうございます！更新速度は遅いけれど頑張ります！ (2019年3月23日 11時) (
レス) id: d4263e4fcb (このIDを非表示/違反報告)
美琴 - あおぞらおおぞらさん» リア友おおおおwwwwwん"ん"っ失礼しました。たまにクスッと笑いながら読ませてもらってます！(？)更新頑張ってください！ (2019年3月20日 0時) (レス) id: 99eb379e1f (このIDを非表示/違反報告)
あおぞらおおぞら - はい！頑張ります！…………………………………………………………………………………リア友よ (2019年3月12日 16時) (レス) id: d4263e4fcb (このIDを非表示/違反報告)
エリィ(プロフ) - 更新頑張れヾ(*´∀｀*)ﾉ (2019年3月11日 18時) (レス) id: 0042403ad9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｱﾊﾟｰ | 作成日時：2019年2月17日 0時
