第十三話 ページ15
黒の組織一行が立ち去った事を確認し、部下に連絡を入れる
【私です、遺体の処理をお願いします】
部下「はっ！直ぐに手配します」
インカムを切り江戸川少年の処に向かう
隠す必要も無いので仮面と変声機を外す
「で、なんでこんな処にいるのですか」
コナン「組織の取引現場を押さえようと・・・」
「私達が公安と取引していなければ今此処で殺すのですが」
コナン「それだ、公安との取引」
「そのままですよ、降谷零、彼に情報を漏らされないために貴方方には手を出さない、そういう契約なのです」
驚いたように目を見開く江戸川少年
その背後で麻酔銃を構えているのを見過ごすわけがなく
「江戸川少年、そんなお粗末な麻酔銃は私には効きませんよ」
コナン「くっ・・・」
「それと、我々ポートマフィアは『異能開業許可証』を持っています、つまりは政府機関は我々の非合法的行動を実質認めたようなものなのです、幾ら公安やFBIが動こうが非難しようがそれは政府が認めた行動です、それも政府内でかなりの権力を持つ『異能特務課』ですからね」
コナン「つまり、幾らポートマフィアを捕まえようとしても不可能だと？」
「ポートマフィアはヨコハマの暗部そのもの、ヨコハマの政治、経済の
コナン「だからといって引くわけにはいかない」
「・・・調子に乗るなよ餓鬼」
コナン「え・・・」
「たかが人間が、異能力すら持たずたった十数年しか生きていない、事件の解決だって犯人やら被害者の事なんて考えていない、ただ自身の追及心の為だけに行動している、そんな人間がやれ正義やら何かを守るとか・・・くっだらない、そんな幻想が叶うとでも思っているのか？」
コナン「っ・・・」
「君は自身の力と相手の力の差がわかっていない愚かな人間だ、自身の行動を今一度考え直すがいい」
それだけ伝え、私はその場を去った
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レイ(プロフ) - りゃんくさん» コメントありがとうございます。最近ネタ切れで更新遅くなると思いますが生暖かい目で見守ってくださるとありがたいです。 (2019年4月27日 23時) (
レス) id: d55ab5779a (このIDを非表示/違反報告)
りゃんく - 有栖川有栖って小説家さんですよね？私も好きです！設定めっちゃかっこよくて、お話もとても面白かったです！ (2019年4月27日 23時) (レス) id: b724a19623 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒猫 | 作成日時：2019年2月2日 14時
