私、"彼ら"の給仕担当になりました【すとぷり】

百八十二粒 ページ39

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そして今日は待ちに待った幕張1日目だった。









そして私の初参戦の日でもある。








夏の最後、特大花火が上がるってやつだ。









…展開早いとかって思ったそこの人。

違う、ほんとに忙しくて。




毎日バタバタと過ぎていったのだ。









まぁそんな日でも私の給仕のお仕事が無くなる訳では無いので。









私は朝からお弁当を作っていた。



あのお勉能を作った日から皆さんがたいそう気に入ってくれたみたいで。







毎回作っているのですよ。








だいぶクオリティが上がった気がする。

お弁当って意外と難しくて、冷めた時に美味しいものを作るって言うのは意外と大変なことなのだ。







あとは皆さん何故かちくきゅうが好きみたい。





ちくわにきゅうりを入れたヤツだ。








簡単に作れるけど人から作ってもらわないと自分でわざわざ作らないみたいで、懐かしいとかって言っていた。









あ、ちなみに今は家です。









会場が千葉だと言うこともあって皆さんご自宅から向かうようです。









「よし、できた」









私はぱっと時間を見る。








よしよしまだころんくんが家を出るには早い早い。









リスナーが当日楽屋にお弁当を届ける訳にはいかず、今日はころんくんにお弁当を託していくことになっていた。









んー、じゃあ先に着替えるか。









私は今日のために買っていたオフショルワンピを着てみた。







カラーは白。









推し色要素がないけどまぁ髪飾りがブルーなのでありなはず。









肩を出したりすることが日頃ないから落ち着かない。








でもちょっといつもと違うことをするだけでドキドキした。









…今日の私、2割よく見える。









気がしたりもする。









そしてその後はメイクだ。







あの後研究して、崩れにくさを追求した。









練習もバッチリだ。









「ふふ、今日はいい日にするぞ」








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