七十三粒 ページ33
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「…あの!上がってください!ご飯食べましょ!」
朝だけどきっと大丈夫。
多分この人たち朝ごはん食べてないだろうし。
もりさんも最近朝ごはん食べる人になったみたいだし。
ご飯の美味しさに気づいたよ〜とかって言ってくれたのだ。
嬉しすぎる。
よく見てみれば2人ともスーパーの買い物袋を下げていた。
予想通り「勿論そのつもり〜」と入ってくる彼ら。
毎回アポなしでご飯を食べに来る時はそれぞれ食材まで買ってきてくれるのだ。
今回みたいに。
テキパキと作業を始める。
「て、すごいなこれ」
「え?」
キッチンから顔を覗かせるとさとみさんの前には山積みになったすとすたがあった。
あーーーね。
「お前すとすたどんだけ積んだ?」
「まぁー、見ての通り?」
枚数とかお金とかもう過去のことは振り返らない主義なもので…
「えー、すごい…これどこの特典?」
するとそこに手を洗って戻って来たもりさんが加わった。
「あー、商店のやつですね…」
「あ、握手会の?」
「はい…あの、予約したときはまさか推しくんが隣にいるなんて思ってなくて…」
当てに行く気で積んでました…
私がそう言うとまた適当な答えが返ってきた。
「んー、また行っていんじゃね?」
行きたいんだろ?
って。
いや、そうですけど…いいのかな…ほんとに…
私の顔が晴れなかったからか、またこう続けてくれた。
「じゃあいいでしょ、ねぇなーくん」
「うんいいよいいよ」
そして最後にもりさんはこう付け加えた。
「あ、でも今度はちゃんと握手してきなね」
て!?え??
「え?なんで握手できなかったこと知ってるんですか?」
びっくりしすぎて聞き返してしまった。
握手できなかったってなんだそれ、と大笑いするさとみさん。
それにつられて笑うもりさん。
むぅ…だってぇ…
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しゅうく(プロフ) - ゆにぃさん» ありがとうございます(´;ω;`)やっと幸せにまとまりました…! (2020年3月17日 23時) (レス) id: 547af1fa67 (このIDを非表示/違反報告)
ゆにぃ - え、泣きました() (2020年3月17日 20時) (レス) id: 68d7e1f8f1 (このIDを非表示/違反報告)
しゅうく(プロフ) - ハルカさん» わー!ごめんなさい…こんなシリアスシーンに…ご指摘ありがとうございます! (2020年3月14日 20時) (レス) id: 547af1fa67 (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ(プロフ) - すみません私も誤字してしまいました (2020年3月14日 20時) (レス) id: 796bfd041b (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ(プロフ) - 誤字です痛いところを疲れた思った となってます さっきなんて、なんで となってます (2020年3月14日 20時) (レス) id: 796bfd041b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しゅうく | 作成日時:2020年2月19日 23時