桜色の口利きと八十七粒 ページ48
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さとみくんside
「さーとーみーくーーーーーん」
僕たちも帰ろうよ〜、まだ夜は寒いって。
ガタガタと震えるころん。
「あー、そうだなー」
そんな彼に適当に返す。
それが不満だったのかころんは変なことを言ってきた。
「…さとみくん、さてはあの子のこと好きだったでしょ?」
「んなことないって」
「えー?」
やはり不満そうなころん。
ほんと、急に何言い出すんだと振り返るとムスッとした彼の顔が目に入った。
「急に電話が来て?
そこから一人で離れろ!!って言われて?
2人にしてやれとか言って?
最後まで見届けてたくせに?」
やけに嫌なとこをついてくる。
なーくんの所にころんが行ったのは、ころんが話に行きたいって言ったからだけど。
その後に電話で離れろって言ったのはあいつとゆっくり話させるためだ。
好きだったらわざわざ他の男との関係修復なんて手伝わないって。
「へーへー、まぁリーダーの恋愛を応援してあげてもいいんじゃない?」
何故か俺は取り繕ったように言った。
さっきみたいに、好きだったらわざわざ関係修復は手伝わないって言えばよかったのに。
わっかんねぇ。
自分で言った事なのになぜかそう思った。
「え!?なーくんあの子のこと好きなの!?」
がしかし、こいつは妙なところをついてくる。
鈍いのか鋭いのか全くわからない。
えー、僕はただ単純に人としての好きだと思ったけどなぁ。
とかってぶつぶつ言うころんを横目に俺はなーくんの言った言葉を思い出した。
____はぁ、俺の好きとは違うんだろうな。
わかりやすよ、なーくん。
あいつはころんの名前が出てビックリして、そっちに頭を持ってかれたみたいだけど。
近くに居た俺には聞こえたし。
「…まぁ、確かに違うんだろうなぁ」
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しゅうく(プロフ) - ゆにぃさん» ありがとうございます(´;ω;`)やっと幸せにまとまりました…! (2020年3月17日 23時) (レス) id: 547af1fa67 (このIDを非表示/違反報告)
ゆにぃ - え、泣きました() (2020年3月17日 20時) (レス) id: 68d7e1f8f1 (このIDを非表示/違反報告)
しゅうく(プロフ) - ハルカさん» わー!ごめんなさい…こんなシリアスシーンに…ご指摘ありがとうございます! (2020年3月14日 20時) (レス) id: 547af1fa67 (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ(プロフ) - すみません私も誤字してしまいました (2020年3月14日 20時) (レス) id: 796bfd041b (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ(プロフ) - 誤字です痛いところを疲れた思った となってます さっきなんて、なんで となってます (2020年3月14日 20時) (レス) id: 796bfd041b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しゅうく | 作成日時:2020年2月19日 23時