六十一粒 ページ21
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「おう」
そう答えた声が聞こえた後ドアが閉まる音がした。
そしてまた直ぐにドアが開く音がした。
？？
あいつ鍵かけて寝てやがる、とかなんとか言いながら戻ってくる桜田さん。
「あー、さとみくんおかえり」
そんな彼に何事も無かったかのように答えるもりさん。
「え？桜田さんどこ行ってきたんです？」
思わずそう聞いてしまった。
「ん？まぁ、だから介抱」
え？？早すぎはい？？
この人、気が変わったの早すぎない？
というか嘘下手くそか、だって数秒でどうしたら…
もしかしたら推しくんの看病ではなかった系かな…？
私話聞いてなかったからてっきり…あれ…
そんな私のことなんかお構い無しに桜田さんはこう言った。
「ちゅーかお前」
「はい？」
「呼び方もりさんとバラバラに呼ばれると気持ち悪い」
って。
うん、つまり？
「なに、私にさとみさんと呼べと？」
私がうまーく汲み取ってあげると彼は満足そうに頷いた。
…ちょっと、可愛げがある。
彼の反応を見て少しだけ口角が上がった。
「まぁ、まぁ、仕方ないですね、さとみさんわかりましたよ」
というわけで''さとみさん''も最近我が家に入り浸るようになっているわけだ。
あの一夜について質問攻めにされた、あの夕食をみんなで囲んだ日から。
「A、飯ー」
「Aちゃん、お腹減ったー」
推しくんのことは心配だけど、結局私がどうにか出来ることでは無いので。
後でDMでも送っておこう。
今はこの腹ぺこさん達のお腹を満たすことが大事だ。
「はーい今しますねー」
まぁちょっと楽しいから。
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しゅうく(プロフ) - ゆにぃさん» ありがとうございます(´；ω；｀)やっと幸せにまとまりました…！ (2020年3月17日 23時) (
レス) id: 547af1fa67 (このIDを非表示/違反報告)
ゆにぃ - え、泣きました() (2020年3月17日 20時) (レス) id: 68d7e1f8f1 (このIDを非表示/違反報告)
しゅうく(プロフ) - ハルカさん» わー！ごめんなさい…こんなシリアスシーンに…ご指摘ありがとうございます！ (2020年3月14日 20時) (レス) id: 547af1fa67 (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ(プロフ) - すみません私も誤字してしまいました (2020年3月14日 20時) (レス) id: 796bfd041b (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ(プロフ) - 誤字です痛いところを疲れた思った となってます さっきなんて、なんで となってます (2020年3月14日 20時) (レス) id: 796bfd041b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゅうく | 作成日時：2020年2月19日 23時
