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2* ページ3

は〜やっと吸える。
レジ袋からショートピースを出し1本だす。

はぁ〜。5時間ぶりの煙草に心做しかテンションが上がる。やはり自分はもう既にニコチン中毒らしい。

ライターを出そうとケツポケットに手を伸ばす時ふと前を見るとコンビニに入る時も見た女がいた。
スエットなのにキレイに化粧しているのを不思議に思って見つめてしまう。煙草を吸う横顔はとても美しかった。でもどこか幼げな顔にロリコン心が揺さぶられた。

結構見てしまったのだろう。彼女がこちらを見た。

A「えっと〜。なにか?」

気まずそうに聞いてくる。まずい、見すぎた。

syp「いやっ。ライターを忘れたみたいで貸してもらっても…?」

嘘だった。自分のケツポケットにはしっかりライターの感覚がある。だが、ここで嘘をつかなければ変質者になってしまう。女性をガン見はかなりまずい。

A「いいですよ〜。」

と彼女は無気力な声でライターの火を付けてくれた。

syp「あ、あざます。」

てっきり手渡しで来ると思ってたのでどもってしまう。
ショートピースをくわえ葉っぱを吸わないように軽く噛み潰してから火に近づける。

自然と彼女との距離が縮む。ふわりといい匂いがした。タバコを感じさせないいい匂いが。
煙草を見る限りアイブラを吸っているようだ。
メンソール好きなのかな。

彼女のライターがターボだったためすぐに火は着いた。

A「ショートピース…珍しいですね。」

突然話しかけられた。火をつけたあとすぐに離れるのは印象が悪いと思ったのか彼女は隣にいたため振り向くと思ったより距離が近い。
え、さっきは少し離れてたし暗いからわかりにくかったけど、ガッツリ童顔やん。え、可愛ええ。

syp「あ、そうっすかね…?」

A「うーん。少なくとも私の周りではいないですね。」

と興味津々に俺の口元を見てくる。煙草を見ているのは分かりきってるが何故か唇に力を入れてしまう。
顔が可愛い。天使か?

syp「吸ってみますか?」

A「え!いいんですか?」

「もちろんす」と1本出そうとする。

プルルルルルルルルル プルルルルルルルルル

着信音だ。自分はマナーモードにしてるため。
自分では無いとすれば彼女だろう。

A「あっ…ごめんなさい。電話出ますね。」

と彼女は二三歩離れたところで電話に出た。

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楽しみ - お大事に (2021年1月6日 17時) (レス) id: d57268713e (このIDを非表示/違反報告)
毒素(プロフ) - コメントありがとうございます。更新めちゃくちゃ遅くなってしまい申し訳ありません。 (2020年3月19日 16時) (レス) id: ebf1355972 (このIDを非表示/違反報告)
wrwrd96708562(プロフ) - じ、事故?大丈夫でしたか?気をつけながら更新頑張って下さい (2019年12月14日 19時) (レス) id: 17b0c69972 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬(プロフ) - 陰ながら応援してます。更新楽しみですが、ご自愛くださいね。 (2019年12月14日 11時) (レス) id: 46340c89d0 (このIDを非表示/違反報告)
紫崎 亜弥(プロフ) - 事故で入院!?大変ですね?体に気を付けながら更新頑張ってください (2019年12月14日 10時) (携帯から) (レス) id: 598bb1266d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:毒素 | 作成日時:2019年11月12日 20時

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