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岸「…教えてないよ。」
『え？』
岸「連絡先。
あんまりしつこかったら名刺でも渡して誤魔化そうかなって思ったけど、途中でA来たから。」
なんでもなさそうな顔でシレッとそんなことを言う岸先輩は、やっぱりなんだかんだでモテて来たんだろう。
なんて言っていいのか分からず、口を尖らせたまま視線を下げていたら
岸「…てかさ、俺もヤキモチ妬いてんだけど。」
と、またしても耳元で低い声が聞こえた。
『…え？』
心当たりが無くて、ポカンとした顔のまま首をかしげる。
岸先輩が呆れたように「んふっ」と鼻で笑い、「……松本さん。」と、ポツリと呟いた。
『…松本さん？？』
岸「泊めたんでしょ？研修の前に。」
『………あ………』
そういえば、松本さんに言われて岸先輩に匂わせてたんだった。その後のアレコレが目まぐるし過ぎて、あんまり気にしてなかった…
岸「ダメって言ったじゃん。簡単に誰でも家上げんの。」
…松本さん本人もそう言ってたってコトは、どうやら忘れているようだ。
『…でも、酔い潰れた私のこと送ってくれたせいで終電逃して…』
岸「…それでもダメ。これからは隙見せないで。
松本さんにも、廉や紫耀にも…あと�牾た諭蹐砲發諭�」
『…別に、隙なんて見せてません。』
てゆーか、そんな女の子っぽいことできない。
��1人で大丈夫そう″
�爐靴辰�りしてるお姉ちゃん気質″
自他共に認める「可愛げがない女子」なんだから、隙なんてあるはずない。
膨れっ面のまま俯く私の頬に、なぜか大きな手が伸びて来て
軽く顔を上向きにさせられたかと思ったら、驚く暇も無いまま
やはり今日も少し乾燥した唇が、この前よりもわずかに乱暴に押し付けられて来た。
びっくりして硬い肩を押し返そうとした手首を、大きな手にキュッと握られる。
少しして唇を離した岸先輩は、呆然とする私のことを大きな目でチラッと覗き込んで
「…隙アリ。」
と、
得意そうに、再びニヤリと笑った。
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きのこ(プロフ) - ゆり:)さん» びっくりした！ゆりさんかぁ（笑）おかわり嬉しいです！！じゅーん！！上司な嵐さんは最高や… (2020年10月6日 1時) (
レス) id: 0b6ff0fe38 (このIDを非表示/違反報告)
ゆり:)(プロフ) - じゅーん！そして岸パイセン。今日幸せにおかわりしました。明日は京都編読もっと！(おかわりの報告ごめんなさい) (2020年10月6日 0時) (レス) id: 4c9de357d4 (このIDを非表示/違反報告)
きのこ(プロフ) - 涼杜兄妹さん» ありがとうございます(^^)岸くんはいつも「ただの岸くん」を目指して手探りで書いてます（笑）決して自信があるわけではないので、お褒めの言葉を頂けて嬉しいでするヽ(´▽｀)/ (2020年8月13日 14時) (レス) id: 0b6ff0fe38 (このIDを非表示/違反報告)
涼杜兄妹(プロフ) - きのこさーん！！岸くんやばいです！きのこさんが書く岸くんがタイプすぎます！PC画面見ながら手をきゅっと握られたいです！しかも紳士すぎる！キスまでで頑張って我慢してるのかわいい！そして続きが気になる…（笑）これからもきのこさんの岸くん楽しみにしてます♪ (2020年8月13日 10時) (レス) id: 400e48a6ce (このIDを非表示/違反報告)
きのこ(プロフ) - まっちゃさん» わぁ、温存しがちなまっちゃさんじゃないですか！また読んで頂けて嬉しいです(^^)実はきのこの読者さんの中で岸担さんの割合って多くないんですが、岸くんのお話は異様にコメ欄が盛り上がるんですww岸くん自身のお人柄ですかね！楽しんでもらえたら幸いです！ (2020年5月10日 18時) (レス) id: 0b6ff0fe38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きのこ
| 作成日時：2020年2月4日 23時
