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rbr「なぁ、何かおかしないか？先生すらいないで…」
ロボロの言葉で違和感にやっと気づいた。
人が1人もいないのだ。
この時間帯なら先生達や学童に通う子供達もまだいるはずなのに…
そこでふと気配に気づく。
『ロボロ、やっぱ誰か居たよ。』
rbr「え？！良かったわ。ちょっとビビっとった。」
安堵のため息混じりに呟いたロボロと一緒に廊下の角を曲がる。
そこに居たのは子供でも先生でも無かった。
いや、人ではない。
異形のバケモノだった。
『ヒッ…！？』
喉の奥から悲鳴が漏れる。
恐怖で体が動かない。腰がぬける。
私が硬直している間にバケモノは口を開いて私に覆い被さろうとした。
瞬間発砲音。
目の前に居たバケモノが黄色の呪力を纏った弾丸によって消し飛んだ。
その光景を未だうまく回らない頭で呆然と見ていると制服の襟を掴まれる。
強引だが上に持ち上げられた事でなんとか立つことができた。
おぼつかない足で制服の襟を掴んだ男ーーロボロの背中を追う。
rbr「な、何しとんねん！？はよ走れ！死ぬぞ！」
私の手を掴んで叫ぶロボロ。
足に力が入り始めたので後ろを振り向く。
そこにはバケモノと応戦しているぺいんとさんが居た。
こちらを気にする素振りを見せながら銃に呪力を込めてバケモノに撃つ。
どうやら他にもバケモノは居たらしい。
全てを撃ち終わると私達の方に駆け寄ってきた。
ぺ「はっ、はっ…Aちゃん、呂戊太、大丈夫？怪我は無い？」
息切れを起こしながら聞いてくるぺいんとさんに急いで頷く。
『あれ、何なんですか？』
ぺ「あれが呪霊だよ。そっか…この辺は普段あんまりああいう呪霊は出ないから…」
私達が普段見ている呪霊は可愛い物らしい。
あれご飯中とかに見ると結構キツイんだけどな。
rbr「そういえば、何で兄さんはここにおるん？」
ぺいんとさんの息切れが落ち着いた頃にふとロボロが聞いた。
ぺ「あぁ…俺は“特級呪物”を回収しに来たんだ。」
『「特級呪物？」』
ロボロと声を合わせて王蟲返しで聞くと、丁寧に教えてくれた。
ぺ「特級呪物っていうモノがこの学校に置いてあるんだ。まぁ説明が長くなるから後にするんだけど、要はそれが呪霊を誘き寄せてる。だから回収して、こっちで管理する。」
だからここから早く出た方が良い。と続けて彼は言った。
ラッキーアイテム
革ベルト
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夜叉 - とても面白いです！（あと、王蟲返しではなく鸚鵡返しですよ！） (2021年5月26日 19時) (
レス) id: 207d3f04ef (このIDを非表示/違反報告)
クロ - 花金鳳花さん» 続編今書いてるんですよねー！頑張ります！（明日から学校始まるけど） (2021年4月7日 23時) (レス) id: 7ef677ff5e (このIDを非表示/違反報告)
花金鳳花 - 続編行くんですか!凄いですね!頑張って下さい。 (2021年4月6日 12時) (レス) id: 05eca00b68 (このIDを非表示/違反報告)
クロ - #ゆー@金欠民族さん» お疲れ様でした〜！私の母厳しいんでメチャ怒られました。14位だったのに…。異世界の方、更新おっそいですけど見ていただけると嬉しいです。 (2021年3月13日 21時) (レス) id: 7ef677ff5e (このIDを非表示/違反報告)
#ゆー@金欠民族 - テスト終わったんすか?!お疲れ様です！！私もテスト(いろんな意味で)終わりました！！w 異世界！！見てみたいっす！！好きっす！！これからも頑張ってくだせぇww (2021年3月13日 8時) (レス) id: 3046ae6781 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クロ | 作成日時：2020年11月14日 21時
