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ーー数ヶ月後ーー
端的に言えば私はかなり強くなっただろう。
いろんなものを犠牲にして。とりあえず毎日家入先生のとこ行った。
必ずどこかからは血が出ていた。
ジャージの破けたところを直しすぎて裁縫スキル50くらいになったわ。マジで。
そして何より…簡単な任務なら先輩か恵と一緒にこなせるようになった。
『てか今日はロボロいないんだね。』
伏「今回の任務は俺たち2人だ。今から行って明日から調査だとよ。」
「りょーかーい」と適当に返事を返して校門に向かう。
校門に着くと既に黒い車が止まっていた。
ドアを開けて後頭部座席に恵と座る。
それを伊地知さんがミラーで確認した後、車がゆっくりと発進した。
『で、今回の任務の詳細をまだ聞いていないんですが…』
伊「あぁ、そういえばまだでしたね。今回の任務、お二人には仙台まで行って頂きます。」
仙台…宮城県か。あっちの地方にはそういえば行ったことないな。
伊「お二人はそこで、特級呪物である【両面宿儺】の指を回収。それを高専に持って戻ってくる任務です。」
『………うぇぇぇぇぇぇ！？！？！？』
両面宿儺の指！？いや無理無理無理。私達学生だよ？たしかに恵は二級だけども私クソ雑魚ですよ？
伏「…五条先生じゃないのは何故ですか？」
そう恵が聞くが伊地知さんは微妙な顔で「別の任務が…あるそうで…」と濁した。
その言葉である程度いろんなことを理解した私たちはそれ以上何も聞かなかった。
時間の無駄だ。体力温存しよっと。
座席の背もたれに背を預けて目を瞑ると伊地知さんが赤信号から目を離して振り向いた。
伊「そういえばAさんは呪具のような物を持たないんですか？」
『どうしてです？』
伊「いえ…伏黒君は式神使いなので分かるのですが、Aさんは式神を使わないので…正直素手で戦うようには見えませんし。」
ま、そうだよね。私が素手で戦おうとしたら多分二級以上だと負ける。
…いや二級ならギリ勝てるかな？
『収納してあるんですよ。私の武器でかいんで。』
ちょうど青信号に変わって車がまた動き出した。
さぁ…両面宿儺。鬼が出るか、蛇が出るか…
溜息一つ。目を閉じた。
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今異世界の新作書こうとしてるんですけどどう思います？
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夜叉 - とても面白いです！（あと、王蟲返しではなく鸚鵡返しですよ！） (2021年5月26日 19時) (
レス) id: 207d3f04ef (このIDを非表示/違反報告)
クロ - 花金鳳花さん» 続編今書いてるんですよねー！頑張ります！（明日から学校始まるけど） (2021年4月7日 23時) (レス) id: 7ef677ff5e (このIDを非表示/違反報告)
花金鳳花 - 続編行くんですか!凄いですね!頑張って下さい。 (2021年4月6日 12時) (レス) id: 05eca00b68 (このIDを非表示/違反報告)
クロ - #ゆー@金欠民族さん» お疲れ様でした〜！私の母厳しいんでメチャ怒られました。14位だったのに…。異世界の方、更新おっそいですけど見ていただけると嬉しいです。 (2021年3月13日 21時) (レス) id: 7ef677ff5e (このIDを非表示/違反報告)
#ゆー@金欠民族 - テスト終わったんすか?!お疲れ様です！！私もテスト(いろんな意味で)終わりました！！w 異世界！！見てみたいっす！！好きっす！！これからも頑張ってくだせぇww (2021年3月13日 8時) (レス) id: 3046ae6781 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クロ | 作成日時：2020年11月14日 21時
