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目を覚ませば白い部屋で母さんに抱かれていた。
夢とかいうオチでは無かったらしい。ふざけんな。
キョロキョロと辺りを見渡すと、私達の向かい側のベッドにもう1人の女性が寝ていた。
黒くて綺麗な髪の毛に、桃色の髪飾り。ベッドの近くには茶髪の中学生らしき少年がこちらを見ている。
学ランの上から黄色のスカーフを巻いて、前髪で片目を隠している少年……ぺいんとさんでは？
よく見れば女性の方もロボロのお母さんに似ている。恐る恐る抱いている赤ん坊を覗くとその顔面偏差値の高い顔を歪ませたロボロが。
何て顔してんねん。はっ倒すぞ。
殺気を含んでロボロを睨めば、涼しい顔でそっぽを向かれた。許さん。
ぺ「お母さん、呂戊太がAちゃんに反応してる！」
そう嬉しそうに言ったぺいんとさんに頬が引き攣った。「あらホントやね！呂戊太、Aちゃんやで〜」
そう言って私の前にロボロを差し出してくるロボママ。対してロボロは少し嫌そうだったので悪戯に手を握ると顔を赤くしてロボママに抱きついていた。
弱いな、雑魚が。(煽)
「それにしてもありがとうね。部屋一緒ってだけで気にかけてもらっちゃって……」
「やめてや！ほら、呂戊太も同い年の子が一緒だと嬉しいかなって！」
そう話すお母さん方。大丈夫ですか。お宅のお子さんどちらもそんな再開よろこんでないです。
そんな事を思いながら、シーツで遊んでいると誰かに視線を向けられている事に気づいた。
顔をあげて視線の主をみるとぺいんとさんで。
少し驚いた様な顔をしてこちらを見ている。
ぺ「お母さんとAちゃんのお母さん、2人とも下のカフェで話してきなよ！俺が2人見てるからさ！」
何かを考える素振りを見せた後に笑いながらそういうぺいんとさん。驚いていると「じゃあ、お言葉に甘えちゃおうかな。」と言った母さん達が退出していった。
ドアが閉まり少し経つとロボロが口を開く。
rbr「で、俺たちどうなったん？」
『え、幼児が喋ってる。気持ち悪ッ！！』
「お前じゃい！！」と言っているロボロを無視してぺいんとさんに向き直るとぺいんとさんにロボロと抱き締められる。
『え…絵斗さん？』
rbr「兄さん？大丈夫……？」
ぺ「良かった……2人とも、転生してて良かった。」
そう消えそうな小さい声で呟いたぺいんとさんの目には涙が溜まっていてギョッとした。
ラッキーアイテム
革ベルト
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夜叉 - とても面白いです！（あと、王蟲返しではなく鸚鵡返しですよ！） (2021年5月26日 19時) (
レス) id: 207d3f04ef (このIDを非表示/違反報告)
クロ - 花金鳳花さん» 続編今書いてるんですよねー！頑張ります！（明日から学校始まるけど） (2021年4月7日 23時) (レス) id: 7ef677ff5e (このIDを非表示/違反報告)
花金鳳花 - 続編行くんですか!凄いですね!頑張って下さい。 (2021年4月6日 12時) (レス) id: 05eca00b68 (このIDを非表示/違反報告)
クロ - #ゆー@金欠民族さん» お疲れ様でした〜！私の母厳しいんでメチャ怒られました。14位だったのに…。異世界の方、更新おっそいですけど見ていただけると嬉しいです。 (2021年3月13日 21時) (レス) id: 7ef677ff5e (このIDを非表示/違反報告)
#ゆー@金欠民族 - テスト終わったんすか?!お疲れ様です！！私もテスト(いろんな意味で)終わりました！！w 異世界！！見てみたいっす！！好きっす！！これからも頑張ってくだせぇww (2021年3月13日 8時) (レス) id: 3046ae6781 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クロ | 作成日時：2020年11月14日 21時
