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『うわああああああああ！！！！吐け！今すぐに！！』
rbr「………(ﾁｰﾝ)」
ぺ「あああああああああああ！！！！どうしよう！！呂戊太が呪い取り込んじゃった！！」
ら「落ち着けよー。呂戊太なら大丈夫…だよな？」
完璧な地獄絵図だった。
半ば半狂乱でロボロに馬乗りになり学ランの首元を掴み揺すりまくるAと鬼化は解けたが目を覚さないロボロ。
パニックに陥るぺいんとに確証のないことを述べるらっだぁ。
幾ら揺すってもロボロの口から水晶は出てこない。
否、寧ろ出てきたら困る。
一か八かで口に手を突っ込もうとした時、割れたガラスを踏みつけこちらに向かってくる足音が聞こえた。
ハッと顔を上げ後の方向を見るとそこには1人の男性。
此処は先生の領域内…なんでこの人は此処にこれてる？そんな疑問が頭に浮かび自然とロボロの前に出る。
その男性は奇抜だった。
白髪の髪を黒色の目隠しで上げている。
『目隠し…？というか誰？』
少し警戒しながら呟けば男はキョロキョロと辺りを見回し、つまらなそうに溜息をついた。
瞬間ぺいんとさんが声を上げる。
ぺ「ごっ、五条先輩！？何で此処に…」
五条と呼ばれた男性は真っ直ぐ私たちを見ていた。
五「いやー。来る気無かったんだけどね。特級呪物だと上が煩くてね。」
「で、今どういう状況？」と聞く男性に何かプレッシャーの様な物を感じてロボロの袖を掴む。
すると男性は興味深そうに此方に近づくとグイッと顔を近づけてきた。
ロボロにキス…ではなく口移ししといて何だが男性経験は無い。少し近すぎないか？と思いつつ訝しげに男性を見る。
すると彼は「ふむ」というとロボロの方に向かう。
ロボロも近くでジロジロ見回した後急に笑い始めた。
「何か？」とイラつき混じりに問いかけると彼は笑いながら言った。
「そこの男の子。呪霊と混じってるよ。」
そう言ってのけた彼に絶望した。
私は、先生だけではなく友人までもを呪霊にしてしまったのだろうか。
そう考えていればぺいんとさんがそっと肩に手を置いて男性に言った。
ぺ「先輩…俺の弟なんです。どうにかなりませんか。困ってます…それに、この子も俺にとって大事な人です。」
五「…私情？」
ぺ「私情です。ついでにそこの呪霊も上にどうにか通してください。」
先生の方を指差して言うぺいんとさんに男性は少し考えた後私の額をトンと指で指す。意識が遠くなっていく。
しかし、最後までロボロの袖は離さなかったーー
ラッキーアイテム
革ベルト
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夜叉 - とても面白いです！（あと、王蟲返しではなく鸚鵡返しですよ！） (2021年5月26日 19時) (
レス) id: 207d3f04ef (このIDを非表示/違反報告)
クロ - 花金鳳花さん» 続編今書いてるんですよねー！頑張ります！（明日から学校始まるけど） (2021年4月7日 23時) (レス) id: 7ef677ff5e (このIDを非表示/違反報告)
花金鳳花 - 続編行くんですか!凄いですね!頑張って下さい。 (2021年4月6日 12時) (レス) id: 05eca00b68 (このIDを非表示/違反報告)
クロ - #ゆー@金欠民族さん» お疲れ様でした〜！私の母厳しいんでメチャ怒られました。14位だったのに…。異世界の方、更新おっそいですけど見ていただけると嬉しいです。 (2021年3月13日 21時) (レス) id: 7ef677ff5e (このIDを非表示/違反報告)
#ゆー@金欠民族 - テスト終わったんすか?!お疲れ様です！！私もテスト(いろんな意味で)終わりました！！w 異世界！！見てみたいっす！！好きっす！！これからも頑張ってくだせぇww (2021年3月13日 8時) (レス) id: 3046ae6781 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クロ | 作成日時：2020年11月14日 21時
