3マドル ページ4
夜の厨房にて只今２人で晩餐中...
「それにしてもAが副寮長ｯスかぁ」
そう感心しながら追加料理を作っているのは同じ夕焼けの草原出身で俺の幼なじみのラギーである。
たまに故郷の飯が恋しくなるので、時々こうやって雑談混じりで夜な夜な飯を一緒に食べたりしている。
「ﾝｸﾞﾝｸﾞ...ラギーだってサバナクローの寮長の補佐的なポジショだろぉ？」
「確かにそうッスけどぉ...大抵家事とかパシりだから楽じゃないッスよ」
ラギーも副寮長のようなポジションに立っており、お互い会っては愚痴やらどっちの寮が大変なのかなど地味な争いもしている。
「そういえば、明後日はとうとう入学式ッスねぇ〜」
「あぁ〜...そうだなぁ...はぁ」
「今回の入学式では、また寮長の代わりにタブレット持ちながら前に立つんスかぁ？」
こっちはそうならないように頑張って説得している事を知っていながらも悪い笑顔で聞いてくるラギー...こいつのこういう所は本当に昔から変わっていない...
「こっちはなぁ〜！そうなんない為に頑張ってんだよぉ！数日前にリドル寮長君が来てその後とか大変だったんだからなぁ...」
「あらら〜それは御愁傷様ッスねぇ〜ウシシｯ！」
そう小馬鹿にするような口調でできた料理を持ってこちらにやってくるラギー。
俺はそれを受けとれば大口を開けｺﾞｸﾝｯと一気に食べ干す。
「あぁーーー！！！ちょっと！？俺まだ食べてないんッスけどぉぉお！」
「あばばばば...やっぱラギーの料理が１番ばぁちゃんの料理の再限度高ぇ〜」
怒鳴るラギーに胸元を捕まれｶﾞｸｶﾞｸと揺すられるも無視して味の感想を言う
「あぁ〜〜もう...次の時は俺にたらふく食わせろよぉ!」
「うぇ〜...俺作れるけど味の再限度低いしなぁ〜」
こうして他愛もない雑談をしてたら、時間がそろそろヤバい事に気づきお開きにする事なり席を立つとラギーに
「...Aまた背ぇ伸びたッスか？」
「あぁ〜...これがさぁ、毎日成長痛でもうツラくてツラくて...学生服も式典服も入らなっでっ！！！痛い痛い!足を蹴ってくるなよ！そこが１番いてぇーんだってば！」
「うるせぇ！飯全部食べた恨みと裏切った制裁ッスよ！」
結局鏡の前に行くまで地味に足を攻撃され続けた、はぁ...足いてぇ...
〜〜〜〜〜〜〜〜
続く
講評のほう良かったらよろしくお願いします
〜〜〜〜〜〜〜〜
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里中ポルチーニ(プロフ) - 魔朝さん» ありがとうございます！これからもカッコよく可愛い寮長くんが書けるよう頑張ります！ (2020年11月2日 21時) (
レス) id: b3bf1999ab (このIDを非表示/違反報告)
魔朝 - 寮長くんかわい〜！友達に似てるから名前に設定したら同じすぎて笑ったw更新頑張ってください!!!!!! (2020年11月2日 20時) (レス) id: 7770b6a244 (このIDを非表示/違反報告)
里中ポルチーニ(プロフ) - りんご飴さん» え〜？ありがとうございますぅ (2020年11月1日 13時) (レス) id: b3bf1999ab (このIDを非表示/違反報告)
里中ポルチーニ(プロフ) - 夜海さん» ご指摘ありがとうございます！修正させていただきました！ (2020年11月1日 13時) (レス) id: b3bf1999ab (このIDを非表示/違反報告)
りんご飴(プロフ) - え〜？すきぃ (2020年10月26日 22時) (レス) id: 65b59ebe0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：里中ポルチーニ | 作成日時：2020年5月23日 21時
