禁 恋 ~ third ~【文スト】

禁【６０】 ページ6

「ん〜〜」

髪の毛弄られるの結構好きなんだよなあ
気持ちよくて

変な意味じゃなくてね

まあ落ち着くのもあるし実際髪の毛乾かしてもらってたとき寝てたし

「あれ。中也珍しい、朝から仕事ー？」

中「今は忙しいンだよ。」

「組合に探偵社だもんね〜がんばれ」

中「手前は呑気だな。明日にでも探偵社全員殺されてるかもしれねぇんだぞ」

「大丈夫」


だって探偵社の皆が死ぬなんてこと

「有り得ないから」


フッと中也に笑うと

中「ﾊｯ そーかよ」

と笑われた。


中「ほら、動け。そろそろエリス嬢の所に行くぞ」

「ほーい」


動こうと思い勢いよく立ち上がった


「やっば」


立ちくらみで視界が見えなくなった


中「っ大丈夫かよ」

「あー、うん。大丈夫…ごめん」

中「ほら、歩けるか？」

見えるようになってきて予想以上に中也の顔が近いことに気づいた

赤くなった私の顔を見て状況を察したのか中也も赤くなっていった



「あ、りがと、」


中「お、おう。」

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