反撃 ページ43
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杉元「どこから入ってきた?」
アシㇼパ「たぶんこっちだ!!いやあっちか!?」
『あっちです!!』
私なら3人を外へ誘導する事は可能だけど...
杉元「下手に動けない...どうする...」
この状況で下手に動けば
相手に居場所がバレてしまう
『アシㇼパ、何を投げてるの?』
アシㇼパ「塘路湖のペカンペだ。」
アシㇼパ「杉元が
そう言ってアシㇼパがペカンペを撒き散らすと...
??「ぐううッ...」
誰かがペカンペを踏んだのだろう
とても痛そうな声をあげた
ダァン!!
尾形さんは呻き声の聞こえる方向に銃を撃った
??「あぐうッ!!」
すると背後からまたペカンペを踏んでしまった人の声が聞こえた
杉元さんはつかさず持っていた槍で突き刺す
尾形「都丹庵士以外の2人は殺した。」
尾形「お前はここから離れろ。」
『はい』
私はアシㇼパを探しながら出口の方へ逃げる
『アシㇼパ、ここにいましたか!!』
アシㇼパ「イナンクル、杉元と尾形は!?」
『尾形さんなら無事です!!杉元さんはわかりませんが...』
アシㇼパ「杉元どこだ!!大丈夫か!?」
アシㇼパがそう叫ぶと
杉元「アシㇼパさんはそこを動くなッ!!」
どこかから杉元さんの声が聞こえた
『尾形さんにはここから離れろと言われましたが...』
『杉元さんの言う通り、動かないでここにいましょう。』
アシㇼパ「そうだな。」
私たちは身を屈めながら
杉元さんと尾形さんが戻ってくるのを待つ
メキッ...
『なに...?』
バキッ...
アシㇼパ「誰か来たのか!?」
バキバキッ!!
牛山「お...嬢ちゃんたち、また会ったな。」
アシㇼパ「チンポ先生!?」
『先生!!どうしてここに!?』
廃旅館の壁を壊してに入ってきたのはなんとチンポ先生だった
先に網走へ向かって待っているはずでは...
牛山「都丹庵士っていう囚人がこの辺に潜伏しているって情報を聞いて来たんだよ。」
牛山「夜明け前にここら辺で唯一経営している旅館についたばかりなんだ。」
牛山「そしたら盗賊に襲われたかもしれない団体客がいるって聞いて来てみたら...」
『私たちだったのですね。』
私はアシㇼパとチンポ先生とともに
杉元さんと尾形さんを探す
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作者名:檜枝 | 作成日時:2020年5月25日 23時