裏切者 ページ49
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白石「こんな危険を冒してまで俺を取り戻しに来るなんて...」
白石「俺は脱獄王だぜ?自分で逃げられたのに...」
アシㇼパ「みんな白石は諦めようと言った。」
『けれど、助けに行こうと言ったのは杉元さんです。』
白石「ほんと...?」
白石さんは杉元さんをチラッと見た
杉元「網走では白石が必ず俺たちの役に立ってくれる。」
杉元「お前を信じてたから助けに行こうと決めた。」
杉元「でも思い出したんだよシライシ...」
杉元「ニシン番屋で出会った変なジジイのことを...」
白石「え...」
杉元さんは白石さんが内通者だった事を話す気だ
もし殺めてしまうような事があったら...
その時は...
杉元「お前...」
杉元「土方と内通してたな?」
杉元さんの言葉に顔を真っ青にする白石さん
杉元「ずっと土方にこっちの情報を流していたんだろ...」
杉元さんに殺されると思ったのか
白石さんはその場から逃げ出す
杉元「待てシライシ逃げるな!!」
杉元「これを見ろ!!」
そんな白石さんに杉元さんは何かを見せた
白石「あ...それは!!」
杉元「白石が札幌で牛山に手渡した辺見和雄の刺青の写しだ。」
杉元さんが白石さんに見せたもの
それはチンポ先生が所持していた刺青人皮の写しだった
杉元「土方歳三が俺に見せてきた、確認してみたが...」
杉元「デタラメの写しだった。」
杉元さんは刺青人皮の写しを投げ捨てた
杉元「白石は俺達を裏切ってなかった!!」
白石「そう、その通り!!」
白石「言ったはずだぜ?」
白石「俺はお前らに賭けるってな!!」
�犹Δ気覆�て済む人間は殺すな��
今思うとアシㇼパがそう言っていなければ
杉元さんは本当に白石さんを殺してしまったのではないかと...
本当に良かった...
白石さんは私たちを裏切っていなかった
もし殺めてしまいそうな事があったら
私は何としてでも止めていたと思う
杉元「でも牛山がこの場にいなくて良かったな。」
杉元「旭川製の特大ストゥで白石の肛門を破壊するって言ってたぞ。」
白石「やだあッ!!」
※ストゥの乱用は決して許されてはいない
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作者名：檜枝 | 作成日時：2020年3月23日 7時
